今日の記事では、母校の青学から単位を持って米国大学へ編入学して卒業し、15年以上に渡って「サステナビリティ・ESG・気候変動」などに特化した専門翻訳会社を経営している私・小山ケイが、昨日の日経新聞記事からインスピレーションを得たことについて書いていきます。
<もくじ>
●【サステナビリティ】三菱商事、Amazon(欧州)へオランダの子会社を通じて再生可能エネルギー提供。
●”Trading firm”の発音。
このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は「Sustainability(持続可能性/サステナビリティ)」のカテゴリーで書きました。同じカテゴリーの過去記事は下からご覧になれます。
●【サステナビリティ】三菱商事、Amazon(欧州)へオランダの子会社を通じて再生可能エネルギー提供。
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昨日の日経新聞に「三菱商事がオランダの子会社を通してヨーロッパにおけるAmazonの事業へ再生可能エネルギーの電力を提供」とありました。
日経新聞電子版 (URL)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODZ080AK0Y1A200C2000000/
洋上風力だそうです。
日経によると、これによって三菱商事は脱炭素である「石炭火力から再生可能エネルギーへのシフト」を明確にするとのこと。
稼働は2023年を予定。
大投資家、「オマハの賢人」ウォーレン・バフェット氏が「日本商社の魅力」としたように、日本五大商社のひとつである三菱商事も欧州オランダの電力会社を買収し、子会社にしました。
「中抜き」というビジネス用語が出回り始めてすでに何十年とたちます。商社はその「外される危機感」をエネルギー分野へとシフトさせることで解決させようと試みているのだと思います。
バフェット氏がおっしゃるように、株価自体は他業種銘柄と比べるとそれほど高くはない。
クリエイター糸井重里さんが経営する「ほぼ日」社が現在、4,050円。
三菱商事は2,800円台。
五大商社のひとつである丸紅に至っては1,000円を切っています。
それでも、電力のような大型案件を扱える信頼性や「体力」が五大商社にはある。
★★★★★Quoting from the official YouTube video of “Hydrogen Energy Ministerial Meeting 2020″‘s
日本の商社という業態は、世界にも類を見ない特殊な仕事です。
“Shosha industry”という独立した業種としてもいい。
私も英語で「商社」を説明するときに苦慮します。
“Trading firm”と表現されることが多いですが、「え、あれもあの商社が関わってたの??」と思うようなシロモノやサービスが国内で取り扱われていたりもしますよね。
靴やケータイ、ファーストフード、コンビニなどなど。
私の叔父(故人)も五大商社の商社マンでした。
そして、欧州にあった某有名米国企業の支社を買収して支社長として赴任もしました。
これからの日本の商社が活路を見出す先として、「既存の海外電力エネルギー会社を買収して現地で子会社化し、再エネ供給会社へと再編」という流れが加速化するはずです。
今回の三菱の大型案件獲得を成功例として。
「中抜き」後の生き残りをかけて。
(バフェット氏はこんなところもとっくにお見通しなのでしょうね)
●”Trading firm”の発音
1) (母音なしで)「T」
2) (舌先を口腔内に軽く巻いて)「Rei」(ここが一番、音程が高い)
3) ディン
4) (母音なしで)「G」
5) (上前歯で下唇の内側を軽く噛んで)「Fa」
6) (舌先を口腔内に軽く巻いて)「R」
7) (母音なしで)「M」(上下の唇を一瞬合わせる音)
8) 「T」 + 「Rei」 + ディン + 「G」 + 「Fa」 + 「R」 + 「M」
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