今日の記事では、母校の青学から単位をもって米国大学へ編入学して卒業し、15年以上に渡って「サステナビリティ・ESG・気候変動」などに特化した専門翻訳会社を経営しながら再び青学(大学院)へ戻ってMBA(修士号)を取得した私・小山ケイが、2021年から開始した大学入学共通テストの英語リスニング試験「第3問15」から「聞いただけで比較級を理解する」ということについて書いていきます。
<もくじ>
●<英語リスニングの上達>「耳で比較級に慣れる」。2021年大学入学共通テスト(英語リスニング試験)第3問問15から。
●瞬時にその意味が自分のなかに沸き立ってくるか。それが比較級と把握できるか。もとの形がすぐに言えるか。
●”Earlier”と”Warmer”の発音。
このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は「英語(潜在意識を味方につけて)」のカテゴリーで書きました。同じカテゴリーの過去記事は下からご覧になれます。
●【英語リスニングの上達】「耳で比較級に慣れる」2021年大学入学共通テスト(英語リスニング試験)第3問15。(TOEIC/TOEFL、英検や英会話のコツとしても)Get used to comparative degrees with your ears!
★★★★★朝日新聞社公式YouTubeサイトからの引用です。大学入学共通テスト2021「英語リスニング試験問題」音声。Quoting from the official YouTube video of Japanese newspaper, The Asahi Shimbun Company ★★★★★
毎日新聞「大学入学共通テスト2021」問題と回答 (URL) https://mainichi.jp/exam/kyotsu-2021/q/?sub=L1A3
イギリス人とおぼしき男女の会話です。
(イギリス人だと思われるのは、以前もふれたように、「R」の発音が米国人とは違うからです)
設問の設定にもそのように書いてありますよね。
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今日の記事は、問15を聴いて設問を見ながら、「比較級に耳を慣らすということを書こう」と思いつきました。
目で見ればわかる比較級も、「耳」ではどうか。
それも、たった一回聞くだけで。
warmer
earlier
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1) なんとなく、「あ、比較級だ」と分かるかもしれないけれど、瞬時にその意味が自分の中に沸き立ってくるか。
「あれ、これってどういう意味だっけ」とアタマを使うのではなく。
2) そもそも、それが比較級である、と把握できるか。
もとの形がすぐに言えるか。
もとの形の言葉の「意味」が無意識の領域に落とし込まれているか。
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●瞬時にその意味が自分のなかに沸き立ってくるか。それが比較級である、と把握できるか。もとの形がすぐに言えるか。
ふっと浮かんでくるスピード感。
アタマで考えるのではなく。
★”earlier”→
「より早く」
「いまよりも早く」
「もっともっと早く」
ということが肌感覚として実感できるかどうか。
耳にしたとたん。
★Warmer →
「もっと暖かい」
「いまよりも暖かい」
ということが、「ふわっとした暖かさ」とともに実感をともなって瞬時に想像できるか。
耳にしたとたん。
これら、上記の「赤文字」ができるようになると、「英語でコミュニケーションが取れる」、つまり「生きた英会話ができる」ということです。
相手の言うことに共感したり、瞬時に理解したり、同意したり、「それでそれで」と次を促す相槌が打てたりするからです。
【原形】
Earlier → Early
Warmer → Warm
EarlierやWarmerは比較級なのだから、その状態が原形よりもさらに加わっている感覚。
Feelingです。
アタマじゃない。
【感覚に落とし込む方法】
1) 「Earlier より速い・もっと早い」「Warmer より暖かい・もっと暖かい」を日々、唱える。
2) ゆっくりと、大きな声で。何度も何度も。
3) できれば感情を込める。
4) 映像を頭にしっかり、イメージしながら。
例1】ベッドからおきあがったところをイメージ。
時計を見ると、いつもよりも30分早くおきている。
「Earlier より速い・もっと早い」「Earlier より速い・もっと早い」「Earlier より速い・もっと早い」
大きな声で、ゆっくり、唱える。映像を思い浮かべたまま。
「おっ、すげー早ぇじゃん」と思いながら(演技として)。笑
例2】温泉の湯舟につかっているところをイメージ。
自宅の湯舟よりもうんと暖かい。そして、気持ちいい(という感覚もできればあわせて)。
「Warmer より暖かい・もっと暖かい」「Warmer より暖かい・もっと暖かい」「Warmer より暖かい・もっと暖かい」
「あ~幸せ」という感覚を伴いながら・・・。
1)から4)はどれも大切ですが、3)と4)がコツです。
ここをやるかやらないか、で、上達が格段に違ってきますよ。
私の実体験です。
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●Earlierとwarmerの発音。
<Earlier>
1) アー
2) (舌先を口腔内で軽く巻いて)「R」(米国英語)→今回の2021年大学入学共通テストの当該リスニング試験箇所は英国人が読み上げているので米国英語の発音ではありません。
3) 舌先を上前歯の裏側に軽くつけて)「Li」
4) アー
5) 2)とおなじ。
<Warmer>
6) ワー
7) 2)と同じ。
8) マー
9) 2)と同じ。
10) アー + 「R」 + 「Li」 + アー + 「R」 & ワー + 「R」 + マー + 「R」
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