今日の記事では、米国大学を卒業し、15年以上に渡って「サステナビリティ・ESG・気候変動・地球温暖化対策・環境CSR(企業の社会的責任)」などに特化した専門翻訳会社を経営している私・小山ケイが、”disbelieve”.“について書いています。
私はプロの翻訳者として長年にわたって、自分(自社)専用の「コーパス」と呼ばれる辞書を作っています。 方法は全くのアナログです。気に入った言い回しやnativesが使う言い回し、専門用語などを和訳・英訳どちらも「対訳」としてExcelにひとつひとつ打ち込んでは保存しています。世界中のどこをさがしても同じものは二つとない。なぜなら、私という人間が自分の感覚で、「これいい」「これ大切」と思ったものを手打ちで入力して蓄積していったデータだからです。ラーメン屋さんやとんかつ屋さんでいったら「秘伝のたれ」(笑)。 門外不出です。今日はそこから取り上げます。
<もくじ>
●小山ケイの翻訳コーパスから14 – ”Disbelieve” 「信じない(神の存在など)」
●”Disbelieve”の発音。
このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は「英語(潜在意識を味方につけて)」のカテゴリーで書きました。同じカテゴリーの過去記事は下からご覧になれます。
●Disbelieve「信じない(神の存在など)」
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なぜこの言葉を自身のコーパスに登録したのかはいまやまったく覚えていません。
単純に「何かを信じない」ということではなく、信仰心のような宗教に根差したニュアンスが面白いと感じたのだと思います。
「信じない(神の存在など)」と私は記してあります。
Excelコーパスのなかで。
“Disbelieve”
Dis 反、打消し、→ 接頭語 (prefix)です。
believe 信じる
I do not believe.ではなく、”disbelieve”を使う。
“believe”だと「~と思う」という意味にもなります。「かなり確実だと思っている」というニュアンスを込めて。
I believe she’s OK. 彼女、大丈夫だと思う。
I believe she loves him. 彼を好きなんだよ、彼女。
I believe I did it. 俺がそれやったのはたしか。
でもdisbelieveだとこれら例文の反対、というよりも、より強く否定しているような印象を私は受けます。
“Dis”という接頭語から受ける印象がそうだからです。
Disをつけて「~ない」と否定する以上に、なにかの存在そのものを完全否定しているような。
「ディスる」と日本語の動詞にすら利用されてますよね。Disという接頭語。
Disrespect
Dislike
Discredit
近い意味としてはカタカナの「アンチ」が頭に浮かびます。
disbelieverで「無信仰者」という意味もあるそうです。
“atheist”(無神論者)を彷彿とさせます。
●Diebelieveの発音。
1) ディ
2) (母音なしで)「S」
3) ビ
4) (舌先を上前歯の裏側に軽くつけて)「Li」(母音を伸ばし気味にして)
5) (上前歯で下唇の内側を軽くかんで)(母音なしで)「V」
6) ディ + 「S」 + ビ + 「Li」 + 「V」
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