今日の記事では、米国大学を卒業し、15年以上に渡って「サステナビリティ・ESG・気候変動・地球温暖化対策・環境CSR(企業の社会的責任)」などに特化した専門翻訳会社を経営している私・小山ケイが、”doormat”.“について書いています。
私はプロの翻訳者として長年にわたって、自分(自社)専用の「コーパス」と呼ばれる辞書を作っています。 方法は全くのアナログです。気に入った言い回しやnativesが使う言い回し、専門用語などを和訳・英訳どちらも「対訳」としてExcelにひとつひとつ打ち込んでは保存しています。世界中のどこをさがしても同じものは二つとない。なぜなら、私という人間が自分の感覚で、「これいい」「これ大切」と思ったものを手打ちで入力して蓄積していったデータだからです。ラーメン屋さんやとんかつ屋さんでいったら「秘伝のたれ」(笑)。 門外不出です。今日はそこから取り上げます。
<もくじ>
●小山ケイの翻訳コーパスから15 – ”Doormat” 「やられっぱなしのひと」
●翻訳コーパスの作り方。
●”Doormat”の発音。
このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は「英語(潜在意識を味方につけて)」のカテゴリーで書きました。同じカテゴリーの過去記事は下からご覧になれます。
●”Doormat”「いつもやられっぱなしのひと」 – 小山ケイの翻訳コーパスから15
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そのものずばり、だったのがおかしかったのだと思います。笑
「ドアマット」です。
どこからの出典か、いまとなっては定かではありません。
コメディ映画でしょうか。それともSit-com(シチュエーション・コメディ)か。
そして私は、次のように注釈をつけています。
「いつもやられっぱなしの人、人に踏みつけられてもじっと耐えている人→ 日本語で似ている表現だと、「ぼろ雑巾」とか「サンドバッグ」とか?」ー小山ケイ自身の翻訳コーパスからの引用ー
劇画か漫画のごとく、映像が思い浮かびますよね。
どんどん、ばしばし、踏みつけられている。
ドアマットのごとく。
日本語訳だとこんなところでしょうか。
★ぼろ雑巾
★雑草
★「石の上にも3年」(耐えているひと、というよりはその状態。じっと耐えている)
英語圏は靴を履いたまま室内に入るところが多いので、文字通り、「ドアマット」を踏みつけて泥や土、雪を落としますよね。
日本でも、公共施設や商業施設にはドアマットが敷いてあります。
そこを踏みつける。
ドンドンと。
●翻訳コーパスのつくりかた。
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上記のとおり、いたって単純です。
私はExcelを使っています。
ただ、ものをいうのはやっぱり、年季でしょうね。
日々こつこつとコーパスを作り続けて20年の私のコーパスは、いたって単純なつくりであってもさまざまなものが蓄積されています。
AIにも複製は不可能だと思います。
完全なる私のクローンが存在しないかぎり。
学生さんや企業の翻訳担当の方、語学が好きな方でご興味ありましたら、こつこつと作り始めてみてくださいね。
コツは、和訳と外国語訳のどちらのページも同時に作成すること。
そうすると、どちらの翻訳も可能になります。
★「これいい」と思ったら即、入力(登録)。
★まったくの自分の直観や興味、関心、好奇心に基づく。
★和訳と外国語訳のどちらもできれば一緒につくる。丁寧に。
小山ケイ@自分を職人だと思い続けて20年。笑
●”Doormat”の発音
1) ド
2) ア(じゃっかん、舌先を口腔内の後ろに巻いて)
3) マッ
4) (母音なしで)「T」
5) ド + ア + マッ + 「T」
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