今日の記事では、15年以上に渡って「サステナビリティ・ESG・気候変動・地球温暖化対策・環境CSR(企業の社会的責任)」等に特化した専門翻訳会社を経営している私・小山ケイが、「無過失責任制度」を表す”Strict Liability”について書いています。
<もくじ>
●サステナビリティ英語ー Strict Liability「無過失責任制度」
●”Strict Liability”の発音。
このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は「Sustainability(持続可能性/サステナビリティ)」のカテゴリーで書きました。同じカテゴリーの過去記事は下からご覧になれます。
●<サステナビリティ英語>Strict Liability「無過失責任制度」
登録している一般財団法人「環境イノベーション情報センター (EIC)」から贈られてきたニュースレターに、「さいきん検索の多かった言葉」として掲載されていたのが「無過失責任制度」です。
一般財団法人「環境イノベーション情報機構 (EIC)」
https://www.eic.or.jp/ecoterm/?act=view&serial=2531
“事業者が大気汚染および水質汚濁等により健康被害を引き起こした場合には、過失の有無を問わず賠償責任を認める制度。” - 環境イノベーション情報機構のサイトからの引用。
上記のEICサイトを読むと、1972年までは健康被害にあった被害者が事業者等の加害者の過失を立証するのはかなり時間と労力が求められたことが分かります。
その故意・過失を要件としない制度として、1972年に大気汚染防止法、水質汚濁防止法に例外として導入された、と上記サイトには記されています。
法に基づいた制度なんですね。
上記サイトに掲載されている英語訳“Strick Liability”には日本語訳として、同サイト内に「厳格責任」とも記されています。
Strickの言葉としてのイメージは、「きっちりとして厳しさがありどんな拡大解釈もない」。
Liabilityという言葉は、私の中ではやはり、法律と結びつきます。
Strickは形容詞ですが、Liabilityは名詞。
“liable”であれば形容詞で、「責任がある」となります。
●”Strict Liability”の発音。
1) (母音なしで)「ST」
2) 「Ri」(ここが一番、音程が高い)
3) 「KT」
4) 「Lai」
5) ア
6) ビ(ここも、音程が高い)
7) 「Li」
8) 「Ti/Di」
7) 「ST」 + 「Ri」 + 「KT」 + 「Lai」 + ア + ビ + 「Li」 + 「Ti/Di」