今日の記事では、15年以上に渡って「サステナビリティ・ESG・気候変動・地球温暖化対策・環境CSR(企業の社会的責任)」等に特化した専門翻訳会社を経営している私・小山ケイが、「個人とサステナビリティ」ということについて書いていきます。
●<サステナビリティ>「個人とサステナビリティ」はシンプルでいこう。笑 企業と真逆です。
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先日のブログで私は、「家庭から排出されるカーボンが、日本においてはカーボンニュートラル社会実現においては今後のカギのひとつ」と書きました。
★家庭から排出される、直接・間接的な二酸化炭素量
★組織文化が力を持つ日本においては、「企業」よりも「個人」のほうが機動性が高い。
→ 日本企業はしばりやきまりごと、上下関係等々の「考慮すべき事柄」がとにかく、多い(腹芸も含めて)。それにより、実現性や実効性までの時間や距離が長くなる。
★日本における個人のサステナビリティへの意識が変化。
★個人におけるSNS等の普及。それによる国内外の個人との意見交換や協力体制が現在、急激に加速化。
日本におけるサステナビリティを考える場合、これからは個人が力を持つ、というのが私の予想であり長年の持論です。
企業がSDGsとお題目のように唱える場合、それを実現性・実効性あるものにさせるのは、個人の声。
(だいたい、SDGs、ダイバーシティと言っているわりに、女性役職者の割合が日本企業の場合、いまだ1割にも満たない。企業の行動遅すぎ)
その、個とは株主やNGO/NPO、ネット住民、SNS利用者、そして”Global Villagers”が含まれます。
日本企業がなかなか身動きとれない理由のひとつは、「複雑化」です。
【複雑化しているもの】
★(統合・サステナビリティ)報告書作成
★準拠すべきこと。
★乱立する国内外の指標。
★政治的な「派遣」争い(国益)
よって、今後、サステナビリティにおいて世界的に力をもつ個人は「よりシンプルにいく」。
そうすれば、指数関数的にますます、力を増幅させます。
機動性 (Mobility) が高まるからです。
●サステナビリティのための「シンプル・イズ・ベスト」。 “Simple is best” for sustainability.
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◆いらないものは買わない。
◆ものを持たない。
◆シェアする。
◆いい取り組みは真似をする。
◆そのときに「食べたい」と思ったものを食べてみる。
◆いいと思ったら「いいね」をポチ(企業活動、NGO/NPO活動、世界の動き、etcetc)
◆日が出たら起きる。日が沈んだら早めに寝る。
◆腹八分目。
◆足るを知る。
◆無駄にSNSはやらない。笑
◆寒くなったら厚着する。暑くなったら薄着する。
◆野菜中心の生活。
◆野菜をまるまる、食べる。
◆無くなったときに買う。
◆ESG投資は、直観で「いいな」と思った企業の株を買う。
→ 直観をあなどってはいけない。
◆ESG投資の運用を信託銀行等に任せているのであれば、直感で「いいな」と思った企業銘柄が組み込まれているファンドに投資する。
→ ゴミの削減。(まったく使わずにゴミとなってしまう可能性のあるものを所持しない)
→ 無駄な冷暖房やエネルギー使用が控えられる。
→ 外食時の注文時や食品の買い方。「いいよ、とにかくたのんじゃえ。なんだ、食べきれなかったじゃん」(飲食店での食品ロス)
→ SNSを使って企業が営利活動をするため、SNS中毒になっている場合、そのトラップにはまる恐れがある。「いらないのに乗せられて買ってしまう」
→ 買い置きもいいけれど、買い置きできない鮮度が命のものは、無くなった時に買ってみる。食品ロスも防げる。鮮度もいい。
→ 考えるよりも意外と自分の体のほうが「体にいいもの」を知っている。暑いときは体温が下がる食べ物が欲しくなり、寒いときは体があったまる食べ物が食べたくなる。食品ロスが減る。
→ 健康あってのサステナビリティ。