今日の記事では、母校の青学から単位をもって米国オレゴン大学へ編入学して卒業し、15年以上に渡って「サステナビリティ・ESG・気候変動」などに特化した専門翻訳会社を経営しながら再び青学(大学院)へ戻ってMBA(修士号)を取得した私・小山ケイが、COP26合意文書「グラスゴー気候協定」で石炭火力発電を段階的に削減することが盛り込まれたこと」にインスピレーションを得て書いています。
<もくじ>
●<サステナビリティ>Z世代が脱炭素社会を実現させる。ー日経新聞から。”Generation Z leads to the realization of decarbonization”
●”Generation Z leads to the realization of decarbonization”の発音。
このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は「Sustainability(持続可能性/サステナビリティ)」のカテゴリーで書きました。同じカテゴリーの過去記事は下からご覧になれます。
●<サステナビリティ>Z世代が脱炭素社会を実現させる。ー日経新聞から。”Generation Z leads to the realization of decarbonization”
本日付の日経新聞に、興味深い記事が一面で掲載されていました。
「Z世代が脱炭素を迫る」
「Z世代」とはおおまかに、1990年代半ばから2000年代終わりごろまでに生まれた世代、とされています。
「物心ついている未成年者から社会人となって数年たつ20代半ばくらい」
マーケティングで使われるのであれば、目的はもちろん、「マーケティング」。
どんなもの買うのか。
どんなことにお金を惜しまないのか。
どうすれば彼らの興味を引くサービス・商品となるのか。
どうすれば、より、お金を払ってくれるのか。
などなど。
「世界人口の約3割を占めると言われるZ世代の好みや趣向が今後、経済を動かしていく」とも言われているからです。
けれど、十把一からげに「Z世代」と扱っても、消費行動も納税の義務も違います。結婚可能な年齢となって家庭をすでに持ったり親となったりしている人も含まれている。15歳でまだ高校にも通っていない子と、こないだMBA(ビジネスの修士号)を取得した25歳の成人をまとめてステレオタイプという窮屈な鋳型にははめられない。
(Z世代、なんてまとめて呼ばれて、イラっとする子もいるんじゃないのかなぁ・・・。
私だったら、●指、おったてそう。大笑。とくに10代のころの私だったら)
→ 「総日本人論」なんてひとっくくりにされるだけで、いまだにむかっぱらたてるような人間です・・・>我。)
でも、です。
日経新聞の記事にあるように、この世代は「人生100年」の半分以上がまだ残っている。
COP27, 28,29,と開催されるであろう時代を生きる。
地球の平均気温が上昇し続けているいまの時代のうんと先を生きる。
そして、横のつながりが世界中で瞬時に出来上がる世代。
スマホを通して。
SNSを通して。
自分の意見をSNSやブログ、YouTube等で発信しながら。
いままで日本の経済や社会を動かしていたのはいわば、組織人であり、縦社会のなかで紙ベース、ハンコべースでものごとをやりとりしようとしていた人と言えると思います。
だから、私がこのブログで何度か触れたように、そうした人たちの価値観は相対性に影響を受けやすかった。組織の中での序列による力関係や年齢、そしてときには「性別」も。それらはけっして絶対的なものではなかった。
けれど、いわゆるZ世代は横にどんどん広がっていく。
最初の一歩は個人として。
次第に国境も超えて。
宗教や文化も超えて。
そうしてほかの世代にも影響を与えていく。
大きな「世代」というくくりによって。
気候変動をはじめとするサステナビリティにおいて、Z世代がけん引役 (Driving force)となりつつあります。
そしてそれはとても、頼もしい。
私がずっと、楽しみにしていたことだから。
●”Generation Z”の発音。
1) ジェネ
2) 「Rei」(ここが一番、音程が高い)
3) (シュン、と言いながら)「ション」
4) 「Zi」
5) ジェネ + 「Rei」 + ション + 「Zi」
*4)は、日本語にはない発音です。「瑞祥(ずいしょう)」と言うときの「ずい」を同時に言うような音。