今日の記事では、母校の青学から単位をもって米国オレゴン大学へ編入学して卒業し、15年以上に渡って「サステナビリティ・ESG・気候変動」などに特化した専門翻訳会社を経営しながら再び青学(大学院)へ戻ってMBA(修士号)を取得した私・小山ケイが、今日のNHKニュースから、「1990年のカンボジア和平の「東京会議」日本の主張に米高官が「失望」と述べた」とする報道にインスピレーションを得て書いています。
<もくじ>
●<英語>「失望」→ ”Disappointed”だと私は推測。今日のNHKニュースから(1990年のカンボジア和平の「東京会議」日本の主張に米高官が「失望」)。
●”I am disappointed.”の発音。
このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は「英語(潜在意識を味方につけて)」のカテゴリーで書きました。同じカテゴリーの過去記事は下からご覧になれます。
●<英語>「失望」→ ”Disappointed”だと私は推測。今日のNHKニュースから(1990年のカンボジア和平の「東京会議」日本の主張に米高官が「失望」)
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今日のNHKニュースから。
「1990年に日本主導によるカンボジア和平会議において、のちに米国政府高官が「失望」と強い不満を表していた」旨が報道ありました。
NHKニュースのサイト
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211223/k10013399681000.html
「失望」。
プロ魂でしょうか。笑
それをきいたとき、翻訳者である私はまず、「それって英語(米語)でなんて言ったんだろう?」
私はまっさきに、“Disappointed”を思い浮かべました。
Yahoo!には「失望禁じえず」という、当時の翻訳が掲載されています。
Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/0ebe6593ebcbfac14568b1bf21aeaaa148ec6918/images/000
「率直に言って、失望の念を禁じ得ない」
私はこれを、“Frankly, I am (or US government/we are) so disappointed.”と訳してみました。
さて、実際には。
外交文書が22日づけで公開された、ということですから、英文があるはずです。
米国政府も許可しているのだから。
外務省サイトを探ってみました。
ページは730ページ(!!)。
外務省サイト(PDF)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/honsho/shiryo/shozo/pdfs/2021_2/gaiyo.pdf
本文はこちら。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/honsho/shiryo/shozo/pdfs/2021/gaiyo.pdf
定期的にこうして公開されているんですね。
「各国反応」米国のページ(PDF)→ すべて、日本語で書かれています。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/honsho/shiryo/shozo/pdfs/2021/527_01_13.pdf
(網がかったスクリーントーンが張られている部分は「極秘」とのことで、今回、極秘部分が公開になった、と報道されたもよう)
日本語部分が「自分自身」っているので、主語はやはり、「I」ですね。
肝心の元原稿(英文)は、見当たりません・・・。残念
原文の英文をしばし探ってみますが、もし翻訳文書だけが公開されたのであればぜひ、原文も見てみたいものです。
というのも、「失望の念を禁じ得ない」という言い回し、かなりの文語ですよね・・・。「がっかりしたよ」と会話なら言うところを、政治家や企業のお堅い記者会見などで、公に言葉を発する人がときおり使います。
まずもって、「パリピ」や「パーリーピーポー」という日本語スラングを日ごろから使ってる人(私を含む)が使う言葉ではない。笑
つまり、言葉に相手の人に対する距離感を込めている。
「あなたと距離を作っています」と。
「失望の念を禁じ得ない」という言葉。
なんとなく、「ほんとにそういう日本語訳になるのかなぁ」と直感で思ったり。
もし私が想像した英文を使っていたのであれば (“Frankly, I am so disappointed.”)
初対面からファーストネームで呼び合ったり、ボディータッチを頻繁にする「低コンテキスト社会」の米国政府要人が、「失望の念を禁じ得ない」という文語を使う。
相手との心理的・身体的な距離をできるだけ縮めることで、相手との意思の疎通を図ろうとする低コンテキスト社会出身の人が。
うーん。
原文を見たい。
●”I am disappointed”の発音。
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1) アイ→ どちらかというと、「ア~ィ」と伸ばし気味です。
2) エ
3) 「M」
4) ディサ
5) ポイン(ここが一番、音程が高い)
6) 「Le」(米国発音)
7) 「T」
8) ア~ィ + エ + 「M」 + ディサ + ポイン + 「Le」 + 「T」