●2024年大学入学共通テスト「英語リーディング」第2問A Japanese entrance exam 2024 (3)
能登半島で被災されたかたがたへ、心よりお見舞い申し上げます。
今日の記事が、いずれ落ち着かれたときに石川県の高校生や英語を勉強されているかたのお役に少しでも立つことを願って。
福井新聞のサイトに問題文があります。
fukuishimbun.co.jp/common/dld/pdf/38f70d655c90a7ad4c7c4b3fd0f78451.pdf
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冒頭部分を読むと、問2Aで「私」は英国に交換留学生としてやってきたことがわかります。
【冒頭の文章やチラ見から得られた情報】
★私、は日本から英国に来た交換留学生
★「ちらし」が問2Aの出題分。
★将棋や碁のイラストがあることから、それらについて書かれている可能性。
では、設問から最初に見てまいります。
理由については過去記事でたくさんかいてありますのでご参照くださいね!
●設問
問1
ただしいものをひとつ選ぶ、というもの。
もちろん、本文を読まない限りわかりませんが、選択肢から得られる情報もいろいろあります。
★生徒だけではなく、プロも参加している可能性。
★コンピュータのプログラミングについての記述がある可能性。
★「初心者大歓迎」
問2
問1とは反対に、ひとつだけ「間違っている選択枝」があるというもの。
ということは、ほかの3つの選択肢は正解である、ということですよね。
じっくり読まない手はない。笑
★戦略を考えるゲーム→ まるで「ゲーム理論 (Game theory)」みたいな気が・・・。
★インターネット上でやりとりができるかも?
★コンピュータとチェスができる?まるでIBM。
問3
“Opinion”のところにわざわざアンダーバーが惹かれているのがミソだと思います。
“opinion”はあくまで”Opinion”。
客観的かつ絶対的な事実ではなく、本文に書かれている「生徒によるOpinion」に関する情報を探して、自分で判断することになります。
問4
これも、正しい選択肢を選ぶというもの。
どれもそれらしく見えてしまいますが、この選択肢をしっかりと読んで頭に入れることで、実際に出題文を読むときに、選択肢とそぐわない、あるいはそぐう内容を理解しやすくなるはずです。
問5
“most likely”ですから、完全に一致するわけではない、ということ。
よって、消去法でそれぞれの選択肢を見ていって、残ったものが正解になります。
では、本文を見てみましょう!
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問1は、消去法で選ぶこともできましたね。
正解以外のほかの3つは明らかに間違っているからです。
もし回答に難しさを感じるのであれば、それはやっぱり単語力だと思います。というのも、文章はいたって平易だから。
(私はつらつらと読み進めてしまいましたが、考えてみると、日本で英語を初めて勉強したという高校生であれば、文章の意味が分からない、という部分も問題文中にはあるかもしれませんね。少なくとも高校生だったころの私であれば、いまの自分のようにつらつらと読むことはできなかったです)
次の単語がわかるかわからないか。
absolute
Regardless of
against→ 余談ですが、ゴルフで「アゲンスト」というと、向かい風のこと。
participate
問2は書かれていることを言葉を変えて表現するとどういうことになるか、が自分で理解できれば正解が選べます。
こういう問題への練習方法は、「常日頃から英語の長文を自分のことばで要約してみる」。
●”Most likely”の発音。
1) モゥ
2) 「ST」
3) 「La」i
4) 「K」
5) 「Li」
6) モゥ + 「ST」 + 「Lai」 + 「K」 + 「Li」
●Coolの発音。
1) (のどの奥に力を入れて)クゥ~
2) (舌先を上前歯の裏側に軽くつけて)「L」
3) クゥ~ + 「L」