●日本での働き方あれこれ 2024 (5) 「ノマド」Working styles in Japan 2024 (5)
日本語で「 ノマド」。コロナ禍で会社員のかたにもすっかりおなじみになりました。「在宅勤務」もノマドのひとつと言えます。
英語では”Nomad”。もともとの意味は、「遊牧民」です。
アクセント(高低の高い部分。私は「音程が高い部分」と表現しています)、日本語のように真ん中にあるのではなく、最初のほうにあります。ノゥマッみたいな発音ですね。
なぜ「ノマド (Nomad)」なのかと言うと、働き方がまるで、「遊牧民」みたいだから。
なにをかくそう、小山ケイもノマドです。もう何十年も。
★働く場所を選ばない。
★国内外で働ける。
★(場合によっては)季節労働者のようなところもある(私の通訳者の友人は彼女自身をそう表現します)。
★集団で働く、というよりも個人で働く。
●ノマドを可能にするために(小山ケイの実体験を含めて)。
新卒で会社員になるのはいまでも王道ですが、人生100年時代。ノマドとなる人も増えています。将来のキャリアに「ノマド」が通過点、あるいは到達地点という人も日本にはでてくるであろうことを想定して。いろいろ書いていきます。
1) 専門性がある。
2) 営業力がある。人脈を含めて。
3) デバイス、ガジェットがそろっている。
4) どこででも住める生命力と健康。
5) 働く場所の確保。→ カフェの場所、専用スペース。電源、物音(喧噪の中。音楽は?かの客の人数、客層など)、どれぐらいの時間、仕事ができるか
6) 税務、税金関係の把握。とくに、国外で働いたり国外から依頼を受けたりする場合。