⚫︎日本での働き方あれこれ 2024 (2)ースタート地点は「新卒入社」ばかりではない。Working styles in Japan 2024 (2)
何十年もまえ、私が新卒として銀行員になったとき、「新卒入社」は社会人になる王道でした。そして定年まで働くのも王道。
でもいまや、それは働きかたの一例にすぎません。ご存知のように。
⭐️自分で会社を作る。
⭐️事業を興す。
⭐️フリーランサーとして働く。
⭐️YouTuberのように、ネット上の表現メディアで活動する。
⭐️自宅で投資家をしながら自分の時間を確保する。
⭐️就職する。
⭐️社員のように働きながら、雇用形態は「パート、アルバイト、フリーター」として働く。
いずれも私の友人知人です。
先週の月曜日に、「これからはトリプルワーク、クワトロワークの人が増えてくる」とかきましたが、それに通じることで、これらのうち、いくつかを組み合わせる人もいる。
⚫︎新卒入社ばかりがスタート地点ではない理由。
Love
こういう働きかたは、今後ますます増えてきます。政府も副業を後押ししているのだから。
1バブル期のような「売り手市場」ではないから。→私のときは、一人で何社からもオファーを受けるひともいたほど売り手市場でした。買い手市場となったいま、希望の企業に新卒入社がかなわず、フリーターとしてその企業で働く、というひともいます。
2社会保険への加入条件の拡大。
→上記の例で言えば、社員でなくてもいまや、社員なみに社保に入れます。国で決められているからです。今後もこの要件は拡大されていく予定です。
3会社を作ることは難しくない。私の実体験です。
4在宅ワーク、リモートワークを可能にするインフラ、機器、ガジェットの充実。
5シェア文化の対等。
→ラブホも設備が老朽化しています。若者はシェア文化なので、ラブホ使うなら同棲するか素早く結婚に踏み切る。一回に1万も払うのはいまの時代、たびたびというわけにはいかない。で、その同棲(結婚)しているパートナーと共同で会社をつくったり事務所(個人事業主として)を開設して仕事をする。青色申告なら節税対策にもなります。
つまり、「仕事もシェアする」。まさに、ワークシェアリングです。
⚫︎私が言いたいこと(付録)。
だから、新卒就活がうまくいかなくっても、道はいくらでもあるんだよ(小声)。
フリーターから始めたっていい。
世界一周放浪の旅をしたあとに就職してもいい。
ボランティアから始めてNGN/NPO職員になったっていい。
カレシカノジョと同棲しながら、一緒に会社を作ったっていい。
「新卒入社ばかりがスタート地点ではない」