⚫︎【経済】YouTube. TikTok, SNSなど。「若い世代(Z)を中心とする新しい経済」
さいきん感じたこたです。
例えば音楽業界。
昔は芸能事務所なりレコード会社なりが新人を発掘して世に売り出した。
けれどいまは、YouTube(をはじめとする動画サイト)で自分の演奏や歌を披露し続けたYouTnbersが次第に人気を博し、ここで初めてプロ、つまり芸能事務所がでてくる。
少し前までは「もう世の中の人にとっての好きなアーティストやタレントがそれぞれ散らばりすぎて、ひとりのアーティストだけでは大きな箱(たとえば東京ドーム)をうめられない」などと言われて、10名前後のグループで売り出すやり方が主流となりました。
でも上記のように、世界はどんどん動画の時代となっています。多くのかたがお分かりのように。そして、見る側聴く側も能動的に関わっています。「いいね (“Like”)や「投げ銭」、コメントをつけながら。そのアーティストの魂や想いを感じながら。最後にはたったひとりのアーティストがたくさんのファンをライブ会場に呼んでいます。
私もネットの世界はすでに20年以上浸かっていますが、おそらくそこにあるのは私自身もよく感じる、「自分たちが世に送り出したアーティスト。テレビとか芸能事務所の押し付けなんかじゃない、自分が大好きだから聴いてるアーティスト(あるいはYouTubers)」ってファンのかたがたの気持ちなんじゃないかな、と思います。
⚫︎これを経済に当てはめてみる。「どうやって、経済活動を大きくさせるか?」
1 動画の利用。
2 コンスタントにアップロード。
3 長期的な視点で。→5年以上はあたりまえ。
4 ただし、1から3をやれば必ず成功するわけではない。世に送り出すもの、世に問うものの中身が市場のニーズや感覚にマッチする必要がある。タレントさんなら、容姿や性格、生き方、親しみやすさなど。
5 市場、つまり買い手や聴い手と双方向のやりとり
6 5が主導的に経済を生み出せるしくみづくりや土壌があるかどうか。→
例1】製品が未完成のうちから消費者に参加してもらう。
例2】日本だけではなく、海外の消費者(聴き手)とも双方向のやりとりをする。市場の拡大。→これこそが動画時代の醍醐味だと思います。ネットは国境を超えます。市場は地球規模。