市井(しせい)人びとと話をすることを大切にする。 ー小山ケイの人生ドリル。

⚫︎市井(しせい)人びとと話しをする。 ー小山ケイの人生ドリル。

いち市井の人間として、私は同じく市井の人びとと話すのが大好きです。あるいは彼らの井戸端会議に耳をそばだてること。

茶を飲んだり見知らぬ人と「袖擦り合うも多生の縁」で交通機関で話したり。

頭をひねる人に出会わないわけじゃないけれど、おおかたの人は私と感覚が同じだったり同じことを思っていたりで嬉しくなることも多い。

あるいは、いろいろなことを教えてくれることもある。

言葉の語源は知りません。

当て字に見える「市井(しせい)」。おそらく中国語由来じゃないかな。文字通り、市(いち)の井戸端で暮らす大勢の人たち。おそらく。「いち」とはマーケットでありマルシェであり。魚河岸や八百屋の雰囲気を想起させます。

しゃっちょこばったり「お鼻が上向いてる」なんだかやたら偏差値高い学校出たり高学歴だったりする人たちって、アタマはいいのだけれど、話してて、「いや、私が言いたいこと、聞きたいこたはそんなんじゃないんだな」となることが多いのです。ここだけの話。

心の交流みたいのが少ない。

⚫︎市井の人びとと話すのかなぜ良いのか。

今の世の中、物価高です。お米なんか、5キロで4000円以上もするようになってしまいました。その高いこと高いこと。

と、「それが高いことである」と分かるのは、自分が市井の人間であり、同じく市井の人びとと日々、井戸端会議をしてるから。政治家、とくに国政に関わる人にはその感覚はMUSTです。5キロのお米が今までスーパーでいくらで売られてたか知らないような人たちとばかり会食やゴルフをしていては良い仕事はできない。

4000円あったら、ファミレスで一家4人、美味しいご飯が頂けます。上手にやりくりすれば、1週間は家族がご飯を食べられる。

【市井の人びとと話す利点】

⭐️多くの人の生活感覚に触れられる。

⭐️多くの人の好みや考えが見えてくる。

⭐️流行っていることが分かる。

⭐️流行ることが見える(ときがある)。

⭐️「あたしもそう思う!」となる嬉しさ笑。

⭐️「へえ!そうなの?」と教えてもらえることがある。

⭐️凹んでる時、手を差し伸べてくれることがある。

⭐️お互い、寄り添えるときがある。