大学入学共通テスト2025「英語」 ーやり方のおさらい。リスニング編 For Japanese entrance exam 2025 (2)

●大学入学共通テスト2025「英語」 ーやり方のおさらい。リスニング編 For Japanese entrance exam 2025 (2)

朔日はリーディングのやり方についておさらいしました。

今日はリスニングについて。

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音声で「最初に問題文を読みなさい」と言われます。

1 まずは深呼吸。あるいは瞑想。(リーディングと同じ)

2 イメトレしてきたことをかみしめつつ、「場」の空気をマインドフルネスで感じる。→ 空気の振動、ほかの人の緊張感。自分の緊張感。呼吸は荒くないか?緊張しつつも、あたまのなかはしっかり「意識そのもの」になっているか。

3 じぶんを信じる。→ちゃんとこつこつ、勉強していれば、信じられるはずです。「英語はこつこつがものをいう」。アタマじゃない。私はそう、このブログで何度も書いています。

(アタマでっかちはやたら文法に走るけれど、大学入学共通テストはそのレベルじゃ太刀打ちできないよ)

4音声にしたがって、設問を読む。集中して。→事前に情報を仕入れたら、これから流れる音声問題でどんなことを聞く必要があるのか、どんな登場人物がでてくるのか、耳を集中させる。

5 頭の中にスクリーンと映写機を用意する。→どういう話になるのか、映像を思い浮かべる。

複数の人間が登場するのであれば、それらを聞き分けることに集中する。

7できるだけ頭は空っぽで。→普段からしっかり「リスニング」の勉強をしていれば、空っぽのあたまのなかに音声の物語がすっと入ってくるはずです。「あれ、この単語、どういう意味だっけ」と不必要なことを考えたりすることなく。

⚫︎二度、流れる音声と、一度だけ流れる音声。

最初のほうの問題は二度、流れますが、次第に一度しか流れない問題がでてくる。「一度だけ」と言われると身構えるけれど、過去3年間の問題を私が自分でといた感想は、「耳をしっかり集中させていれば理解できる問題ばかり」。

コツは、設問をよく把握しておくこと。

一度しか流れない問題は、すごくシンプルな物語となっている。わざと複雑にして話題があちこちに富んで受験者を惑わせる、なんて問題じゃないです。だから、耳をしっかり開いて(笑)集中させていれば、物語の流れは把握できます。言い回しもいたって平易。

二度流れる問題のほうがもしかしたら若干複雑かもしれないです。メモをとることが許されるので、一度めのときに書きとって、二回目のときに設問の答えを見つけるようにする。

人数が多いときは、話者はかならず話しかける人に、その人の名前を呼び掛けてから読み上げてます。だから、その名前をききとって、どの声の人がどの名前の役かを把握していきます。