Income and return
母校の青学から単位をもって米国オレゴン大学へ編入学して卒業し、15年以上に渡って「サステナビリティ・ESG・気候変動」などに特化した専門翻訳会社を経営しながら再び青学(大学院)へ戻ってMBA(修士号)を取得した私・小山ケイが、自身の翻訳コーパスから書いていきます。
私はプロの翻訳者として長年にわたって、自分(自社)専用の「コーパス」と呼ばれる辞書を作っています。 方法は全くのアナログです。気に入った言い回しやnativesが使う言い回し、専門用語などを和訳・英訳どちらも「対訳」としてExcelにひとつひとつ打ち込んでは保存しています。世界中のどこをさがしても同じものは二つとない。なぜなら、私という人間が自分の感覚で、「これいい」「これ大切」と思ったものを手打ちで入力して蓄積していったデータだからです。ラーメン屋さんやとんかつ屋さんでいったら「秘伝のたれ」(笑)。 門外不出です。今日はそこから取り上げます。
<もくじ>
●「収益」と「利潤」の違い Income and returnー小山ケイの翻訳コーパスから113
●”Income and return”の発音。
このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記記事は「英語(潜在意識をみかたにつけて)」のカテゴリーで書きました。同じカテゴリーの過去記事は下からご覧になれます。
(小山ケイ:107-0052 東京都港区赤坂5の5の9 1F MBE114)
●「収益」と「利潤」の違い Income and returnー小山ケイの翻訳コーパスから113
私は自身のコーパスに、次のように書いています。
”income, return, 収益と利益の違い→ 「収益」会社に入ってくる収入そのもの。売上、雑収入。そして、「利益(profit)」は「収益」から「原価」を差し引いたもの。” ー 小山ケイ自身の翻訳コーパスから。
日本語でも、収益と利潤の違いは、ともするとわかりずらかったりしますよね。
言葉でその違いを説明できる人はそんなに多くはないと思います。
ひらたく説明すると:
「売上 8Sale)」はモノを売って入ってくるお金。
「いくら売上のある会社なの?」「100億円」といえば、その会社が自社の商品を売って約100億円が入ってきている、ということ。
「原価 (Cost price)」は、仕入れたときの仕入値や材料費。
問屋さんに支払ったり、製造するために材料を購入した金額。
文化祭で模擬店をしたとき、布を百均で1100円で買って巾着を作って1,500円で売ったら。「利益 (Profit)」は500円。工賃 (wage)、なんて発生するかもしれないけれど、それは他の子の模擬店でアイスクリームを買って縫った子におごってあげたらOKかな(笑)。
「雑収入 (Miscellaneous income)」はたとえば、売上を銀行にしばらく預けたらもらった利息とか、会社で株券を買ってそれを売った時に出た利益とか。
ちなみに、”Spark Joy!”の片づけグル「コンマリさん (Kon-Mari)」は、カテゴリーの一つである「小物類」のことを英語では”Miscellaneal”と表現しています。「こまごまとしたもの」、とか「そのほかのもの」というような意味ですね。
●”Income and return”の発音。
1) イン
2) カ
3) (連結発音で)「Ma」
4) 「ND」
5) (舌先を口腔内に軽く巻いて)「Ri」
6) タ
7) 「R」
8) 「N」
9) イン + カ + 「Ma」 + 「ND」 + 「Ri」 + タ + 「R」 + 「N」