2025年大学入学共通テスト「英語リーディング」第五問 (1)

⚫︎2025年大学入学共通テスト「英語リーディング」第五問 (1)

今日は第五問を見ていきます。

朝日新聞サイト「2025年大学入学共通テスト」

https://www.asahi.com/edu/kyotsu-exam/shiken2025/day2.html

私、小山ケイのやりかたで、「最初に冒頭部分や設問を見ていく」。本文を読む前に。

******************************

問題文は3ページにわたる長文です。

「米国に交換留学生として留学してます」と冒頭に説明があったとたん、”Help➕動詞の原形」が出て来ました笑。米国の言い回しです。←やるなぁ、入試センター。

地元のビジネスのために特別なメーティングを催す手伝いをする、というのが今回の本文です。

冒頭部分の文章はたった3行。

でも私はここから以外の情報を仕入れました。

★「私」は交換留学生。

★「私」は大学生。米国に住んでいる。

★「私」はボランティアをしている。

★大学の教授もボランティアに参加している。

★そのことについて相談できる間柄にある(問題文は、その教授とのEメールでのやりとり、という設定)。

★地元にはビジネスがある。

では設問をみていきましょう!^ ^

問1

4番は私の留学時代ですが笑、おろさくこれではないような気がします。

「私」が教授に自分の心配ごとを相談した、と設問にはあります。その返答が教授のEメールなのですから、教授の答えからそれを導く推察力が必要な問題だとおもいます。

将来の雇用機会を憂いたか、経験不足を嘆いたか、あるいはプレゼンスキルのなさを嘆いたか。

問2

これも本文を読まないことには全くわかりません。

でも事前情報としてこんなことが見えてきます。たとえ間違いの選択肢があるとしても。

★教会をはじめとする「建物」について本文では触れられている可能性。

★地元のボランティア活動。

★地元ビジネスの存在感。

★広いホールの真ん前にはスピーチするひとのための壇とマイクが。

★場合によってはスクリーンとPCも。

問3

ここまで設問を3つ、見ていくと、第五問に書かれてあることの「映像」が私のなかに浮かんできます。

それはこんなこと。

★米国の大きなカンフェレンスホールでの催しもの。建物は5階建てくらい。全面、マジックミラー、あるいはガラス張り。

★市長も出席する可能性

★地元の有力者(おもに白人。中にはアフリカ系やアジア系、ラテン系の人も)

★体格の良いひとが多いので、「私」はその中で埋もれて見える可能性。

★建物の外には、広大な敷地の芝の庭。綺麗に手入れされています。

★ただし、建物は古い可能性。

ほしもちろん、大学関係者も出席。

★ビジネスパーソンを含めた「大人たち」は、手にコーヒーや紙コップなど。良く通る大きなこえで話しあっています。

問4

これも、本文を読んでみないことにはわかりませんが、5枚のイラストはそれぞれ、違いがあります。本文を読むときは、そのことに注意して読むと、読み進めるうちに消去法で正解を選べるはずです。

★パネリストの人数(4人か?5人か?)

★ひとりひとりに机があるか。あるいは2人でシェアするか。真ん中の人だけ1人で座るか。端の人だけ1人で座るか。

★聴衆に向かって平行に座るか。少し角度をつけて座るか。

問5

2つの組み合わせを選ぶ問題です。

というよりも、2つの質問事項が分かると、その組み合わせが掲載された選択肢が選べます。

つまり、質問事項は問題の本文には載っていない。

ちゃんと読み込んで、自分で「これが聞けたらさらにプレゼンや催し物がうまく行くだろう」という判断と推測をするという設問です。

選択肢を見る限り、こんなことが本文に書いてあれば、その質問は有効といえます。

A会場を借り切るのにレンタル料が必要かどうか? →只で借りられる、と本文に書いてあれば、この選択肢は必要えりません。

B 「地元レストラン」(2店舗以上。複数形なので)についてなにか書かれてあるのかどうか?

C ボランティアする人たちの名前が何か重要なキーとなるのかどうか?

D 来場者のほとんどは車でくるのかどうか?駐車場はスペースがあるのかどうか?誰でも駐車できるわけではないのかどうか?

⚫︎”Help organize”の発音。

1 へ

2 「l」

3 (連結発音で)「Po」

4  「R」

5 ガ

6 ナイ

7 「Z」