「課題がある」Face issues ー小山ケイの翻訳コーパスから315

Face issues

今日の記事では、母校の青学から単位をもって米国オレゴン大学へ編入学して卒業し、15年以上に渡って「サステナビリティ・ESG・気候変動」などに特化した専門翻訳会社を経営しながら再び青学(大学院)へ戻ってMBA(修士号)を取得した私・小山ケイが、「形式知と暗黙知の英語訳」について書いています。

私はプロの翻訳者として長年にわたって、自分(自社)専用の「コーパス」と呼ばれる辞書を作っています。 方法は全くのアナログです。気に入った言い回しやnativesが使う言い回し、専門用語などを和訳・英訳どちらも「対訳」としてExcelにひとつひとつ打ち込んでは保存しています。世界中のどこをさがしても同じものは二つとない。なぜなら、私という人間が自分の感覚で、「これいい」「これ大切」と思ったものを手打ちで入力して蓄積していったデータだからです。ラーメン屋さんやとんかつ屋さんでいったら「秘伝のたれ」(笑)。 門外不出です。今日はそこから取り上げます。

<もくじ>
●「課題がある」Face issues ー小山ケイの翻訳コーパスから315
●”Face issues”の発音。

●「課題がある」Face issues ー小山ケイの翻訳コーパスから315

“Face issues”を直訳すると、「問題(課題)に直面する」。

それを、「課題がある」と訳してみる。

状況に合わせて。

あるいは、「課題がある」という和文を”Face issues”と英語に屋sくしてみる。

 

★「課題に直面する」→ 課題のほうから「やってくる」。

★「問題に直面する」→ 難題を含めた大きな問題 (Problems) が「やってくる」。

★「課題がある」→ 「ある」という状況を能動的な”face”という動詞で表現してみる。

 

●”Face issues”の発音。

1) (上前歯で下唇の内側を軽く噛んで)「Fei」

2) (母音なしで)「S」

3) イ(ここが一番、音程が高い)

4) シュゥ

5) (母音なしで)「Z」

6) 「Fei」 + 「S」+ イ + シュゥ + 「Z」