2022年度大学入学共通テスト「英語」リスニング問題第5問「Gig Work Modelについて」

(私が長年、寄付をしている「国境なき医師団 (Medecins Sans Frontieres)」が、ウクライナ (Ukraine) での活動を開始しています。下記サイトからは寄付も可能です。)

https://www.msf.or.jp/news/press/detail/ukr20220309my.html?utm_source=eap&utm_medium=email&utm_campaign=eap2203_ukraine_22020309&utm_content=pressrelease

You can donate for Ukraine through the above website of the Organization.

 

 

今日の記事では、母校の青学から単位をもって米国オレゴン大学へ編入学して卒業し、15年以上に渡って「サステナビリティ・ESG・気候変動」などに特化した専門翻訳会社を経営しながら再び青学(大学院)へ戻ってMBA(修士号)を取得した私・小山ケイが、先日実施された、第2回大学入学共通テストの英語について書いていきます。今日はリスニング試験の第4問Bです。

<もくじ>
●2022年度大学入学共通テスト「英語」リスニング試験第5問。
●”Characterized”の発音。

●2022年度大学入学共通テスト「英語」リスニング問題第5問「Gig Work Modelについて」

小山ケイ本人が書いた英語の筆記体です。Written and taken by Kay Koyama.

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毎日新聞社サイト内に掲載の2022年度大学入学共通テスト「英語」リスニング試験第5問(音声付き)

https://mainichi.jp/exam/kyotsu-2022/pdf/?sub=L5N

 

なかなかに面白い内容でしたね。

昨日選択肢や表を見て思った通り、私の仕事にかなり直結しています。

じっさい、“Gig Workのある企業と私は関わりがあるので、「ああなるほど」と思いながら聴きました。

こうした働き方は、今後ますます増えてくると思いますよ。

げんに、YouTubeですらも、”Gig Work Model”だと思えば思えなくもない。

ですよね?

フリーランサー(個人事業主・副業者)と企業(広告主など)を結びつける装置 (Developer)のような役割としてのYouTube。

Hamamatsu-cho, Tokyo

 

さて。

リスニング問題を読み上げているのは、英語圏のnativeと思われる女性。

ただし、なんとなくですが、若干の外国語なまりもあるような気がします。

しいてあげれば、「5歳くらいに中国をはじめとする東アジアから移住してきた人」。

もしかしたら、小さい時からずっと、英語圏に住んでいた日本の帰国子女かもしれません。

では問題文をじっくり、見ていきましょう!

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【問27】

求められることはやはり、「読み上げられている内容をほぼ完全に把握する」。

「聴こえた単語」「意味が分かる単語」だけを拾っていくレベルでは当然ながら、音声で説明されていることが分かりません。

4つの選択肢にはそれぞれ、音声として読み上げられている単語が含まれています。

だから、「聴こえた単語」だけを拾ってしまうと、どれも正しく思えてしまう。

 

正解に導くキーは、表をよく見る。

新しい働き方モデルである”Gig Work”がなんであるか。

これまでの一般的な、かつ大多数の働き方とは異なるものとは何か。

それが書かれている選択肢を選びます。

 

【問28から問31まで】

「働き手と依頼企業の双方にとっての利点」についての穴埋め問題です。

問28と問29はそれぞれ、片方のがわがすでに記載されているので、そこから推測して選択肢を選びます。

ちなみに、”expenses”は「費用」のこと。

 

問30と問31は”Gig Work”が今後、どうなっていくかを説明する音声にそって選びます。

いままではこういう仕事が多かったけれど、今後はますます、こういう仕事が多く求められる、というもの。

 

問32も、しっかりと音声が聴き取れて、単語力・語彙力があれば、正しい選択肢をひとつ、選べます。

むしろ、私のようなプロが選択肢をそれぞれ読んでみると、「ん???なんでこんなふうに、『(音声で)言われてないこと』、『(図表に)書いてないこと』がこうも、ひねりにひねって(笑)書かれているのかな???」と思ってしまいます。

それにひっかからないようにするにはひたすら、

1) 語彙力・単語力を上げる。

2) リスニング力を上げる。

 

上記のように、「聴こえた音」「拾った音」だけを頼りにすると、どの選択肢もそれらしくみえてしまいます。

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【問33】

これも、判断力や「話者(Speaker)のいわんとすること」を把握する能力が求めらる問題です。

1) 与えられた図表から読み取れることは何か。

2) Speakerが説明した内容。

私が図表から読み取れることは、以下のとおりです。

ちなみにこれらは、問題文で読み上げられているわけでも、設問で問われていることでもありません。

私が読み取ったものと、音声で流れてきた説明を総合判断すれば、正しい選択肢がひとつ選べます。

私はそうやって正解を導きました。

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★Gig Workersは過半数が南アジア在住。

ただし、その仕事内容は不明。

★音声での説明では、Gig Worksにはさまざまな職種が含まれている。たとえば、タクシー運転手。

★いっぽうの依頼主側である企業は、北米大陸が約半数。

★その依頼内容は不明。

★よって、それぞれの企業が「競合」「協業」か、その立場はまったくわからず。

★場合によってはひとつの多国籍企業が、米国、カナダ、英国の支店(駐在場所)を通して以来している、ということはありえる。

★図表の単位はパーセント。

★よって、Workersの正確な人数や企業数は不明。

 

●”Characterized”の発音。

小山ケイ直筆の英文

1) キャ

2) 「Ra」

3) (母音なしで)「K」

4)  テ

5) 「Rai」

6) 「ZD」

7) キャ + 「Rai」 + 「K」 + テ + 「Rai」 + 「ZD」

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