Nature Positive「ネイチャーポジティブ」<サステナビリティ英語>

Nature Positive

今日の記事では、母校の青学から単位をもって米国オレゴン大学へ編入学して卒業し、15年以上に渡って「サステナビリティ・ESG・気候変動」などに特化した専門翻訳会社を経営しながら再び青学(大学院)へ戻ってMBA(修士号)を取得した私・小山ケイが、サステナビリティ英語について書いていきます。

<もくじ>
●Nature Positive「ネイチャーポジティブ」<サステナビリティ英語>
●”Nature Positive”の発音

このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は「Sustainability/持続可能性(サステナビリティ)」のカテゴリーで書きました。同じカテゴリーの過去記事は下からご覧になれます。

●Nature Positive「ネイチャーポジティブ」<サステナビリティ英語>

私がニュースレターの配信を登録している、一般財団法人「環境イノベーション情報機構」(EIC)から送られてきた最新記事に、さいきん検索の多かった言葉として掲載されていました。

”生物多様性などの自然資本の損失を食い止め、反転させ、回復軌道に乗せる取り組みのことを言う。” ーEICのサイトから引用。https://eic.or.jp

環境省のサイトには、「自然再興」と書かれてあります。

”「ネイチャーポジティブ(自然再興)」とは、生物多様性の損失を止め、回復軌道に乗せることを意味します。
2030年までに「ネイチャーポジティブ(自然再興)」を実現することが、2050年ビジョンの達成に向けた短期目標です。「2030年ネイチャーポジティブ(自然再興)」の実現に向けて、人類存続の基盤としての健全な生態系を確保し、生態系による恵みを維持し回復させ、自然資本を守り活かす社会経済活動を広げるために、これまでの生物多様性保全施策に加えて気候変動や資源循環等の様々な分野の施策と連携し取り組みます。” ー環境省のサイトより引用。

”2021年6月にイギリスで開催されたG7サミットで採択された「2030年自然協約」の中で、気候変動生物多様性の両方の危機に対して統合された手法で対処する必要性が強調され、その文脈の中でネイチャーポジティブの達成にコミットされている。これを受けて2022年12月に生物多様性条約COP15で採択された「昆明・モントリオール生物多様性枠組」において2030年までにネイチャーポジティブの実現を図ることが国際目標とされた。2023年3月に策定された我が国の「生物多様性国家戦略2023-2030」のサブタイトルも「ネイチャーポジティブ実現に向けたロードマップ」としている。” ー上記EICのサイトよりさらに引用。

●Nature Positiveの発音。

1) ネイ

2) チャ

3) 「R」

4) (ポ、と言いながら)パ

5) 「Zi」

6) 「Li」(米国英語)→説明が難しいのですが、炸裂するような「ティ」ではなく、「リ」に近い音です。「T」の前後が母音で、音程がほかの部分よりも高くないからです。米国英語の特徴。米国人の発音する”Party”が日本のかたに「パーリー (PA-LI)」と聞こえることと同じです。以下の過去記事をご参照。

7) 「V」

8) ネイ + チャ + 「R」 +  パ + 「Zi」 + ティ + 「V」