Someone「人間」ー小山ケイの翻訳コーパスから213

Someone

今日の記事では、母校の青学から単位をもって米国オレゴン大学へ編入学して卒業し、15年以上に渡って「サステナビリティ・ESG・気候変動」などに特化した専門翻訳会社を経営しながら再び青学(大学院)へ戻ってMBA(修士号)を取得した私・小山ケイが、自身の翻訳コーパスから書いています。

私はプロの翻訳者として長年にわたって、自分(自社)専用の「コーパス」と呼ばれる辞書を作っています。 方法は全くのアナログです。気に入った言い回しやnativesが使う言い回し、専門用語などを和訳・英訳どちらも「対訳」としてExcelにひとつひとつ打ち込んでは保存しています。世界中のどこをさがしても同じものは二つとない。なぜなら、私という人間が自分の感覚で、「これいい」「これ大切」と思ったものを手打ちで入力して蓄積していったデータだからです。ラーメン屋さんやとんかつ屋さんでいったら「秘伝のたれ」(笑)。 門外不出です。今日はそこから取り上げます。

<もくじ>
●Someone「人間」ー小山ケイの翻訳コーパスから213 
●”Someone”の発音。 

このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は「英語(潜在意識を味方につけて)」のカテゴリーで書きました。同じカテゴリーの過去記事は下からご覧になれます

●Someone「人間」ー小山ケイの翻訳コーパスから213

哲学でも訳していたのか。

私は”Someone”を「人間 (NINGEN = Human)」と訳すことでしっくりくる、と思ったのだと思います。

“Someone”は「だれか」と訳されることが多い。そのうらにあるのは、「その他大勢」という自分以外の人。あるいは人たち。

自分から切り離した他人ごとのように聞こえなくもない。Someoneは。

けれど、それを「人間」と訳してみる。

自分ひとりのこと (I)ではないけれど、自分も含まれる大きなくくり。

客観性を得ることによって見えてくる真実のようなものが、”Someone”を「人間」と翻訳することから浮き彫りになることもあるのだと思います。

●”Someone”の発音。

1) サ

2) (ム、と言いながら)「Mo」(連結発音)

3) ワ

4) 「N」 (鼻に抜ける。米国英語)

5) サ + 「Mo」 + ワ + 「M」