今日の記事では、さっこんビジネス界でもよく耳にするようになった「マインドフルネス」と、こちらも私が日々行っている「アファメーション」を一緒に生活の中で実践する、いうことについて書いています。
<もくじ>
●マインドフルネスとアファメーションをうまく使う。より豊かに、幸せに生きるために。まずはマインドフルネス。
●私も日々行っている「アファメーション」
このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は「徒然なるままにひぐらし。」のカテゴリーで人生ドリルシリーズとして書きました。同じカテゴリーで書いた前回の記事は下からご覧になれます。
●マインドフルネスとアファメーションをうまくつかう。より豊かに、幸せに生きるために。まずはマインドフルネス。
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Googleでも社内で実践されているからでしょうか、さっこん「マインドフルネス(Mindfulness)」がビジネスの世界でもさまざまに登場するようになりました。
経済誌の特集として。
ビジネス書籍として。
社員教育の一環として。
でももともとマインドフルネス(Mindfulness)は、1970年代に米国人ジョン・カバット・ジン博士 (Dr. Jon Kabat-Zinn)がご自身に影響を与えた仏教の禅(Zen Buddhism)と科学を融合させた方法です。
「マインドフルネス」とカタカナで書くと、どこか英語圏で行われる特別な心理療法のように思われるかもしれませんが、根本は禅に通じています。そして禅は、何千年も前からインドに通じている。私も実践しながらヨガと禅の瞑想や座禅に共通性を感じているのはそこだと思います。
おおもとは、「すべては幻。人の思考が幻を創り出している (Everything’s illusion.)」。
苦しみも、悲しみも、楽しみも、「成功」も。
でも事実は、「コップに入っているのは半分の水」。
それを「ああ、もうコップに半分しか水がない」と受け取るのか、あるいは「ああ、まだ半分も水が残っている」と受け取るのか。
事実が「コップに入っているのは半分の水」であるということを知覚として、心として、肉体として理解することがマインドフルネスだと私は思っています。
マインドフルネスは事実がなんであるかを「私」が把握するための手法。
そしてフラット(中庸)になった心身を次の行動に結びつける。
水が半分入ったコップをどう利用していくか。どう動いてよりよく生きていくか。
「恐怖心」という幻にとらわれて立ち止まるのではなく。
【マインドフルネスが利用される目的】
★「私」をフラット(中庸)な状態にするため。
★心身の統一を得るため。
★「恐怖心」や「不安感」「無気力感」にとらわれた心身をフラットな状態に戻すため。
★よりよく行動するため。
★フラットな状態によって生まれるひらめきを得るため。
★最善の方法を考えるため。
★自身のなかで流れてくる「意識」をすべて受け入れるため。否定することなく。
★一定の思考で立ち止まらずに流す訓練をするため。
★自身のなかで幾重にも広がる「私」を第三者の視点で観察するため。
●私も日々行っている「アファメーション」
アファメーションの利点は、マインドフルネスでフラットな状態になった「私」に最善の行動を促すような自己暗示がかけられることです。
マインドフルネスは上記のとおり、書店のビジネスコーナーでもよく見かけるようになりました。でも「マインドフルネスとアファメーション」の掛け合わせを実践しているビジネスパーソンはさすがに多くはないはずです。
Googleでもやってない。笑
なぜなら、アファメーション自体はマインドフルネスと比べるとさらに特別なことではないからです。だから、仏教やヨガに伝わる手法でもありません。
けれど、割と多くの人が子どものころから無意識に実践しているのではないでしょうか。
「私は〇〇である」
「私は〇〇を手に入れました」
「大丈夫だから。私はあの記録を達成する」
「私は一位でゴールテープを切る」
もともと宗教の手法と融合された方法がマインドフルネスであれば、アファメーションはどちらかというと人の潜在意識の性質を利用した催眠療法的な手法といえます。
アファメーションは心がフラットな状態であるほど、その効果が発揮できます。だから、マインドフルネスとの相性がとてもいい。実践していてそう思います。
マインドフルネスで心をフラットにし、アファメーションで自己暗示をかけて、自分が望む最良の状態を実現させる。
それが、私がいちビジネスパーソンとして、ひとりの人間として、マインドフルネスとアファメーションを生活に取り入れる目的です。
【アファメーションのやりかた】
1) マインドフルネスで心身をフラットな状態にする。
2) 自分が望む姿を「私は」で始まることばでゆっくり、唱える。
3) ゆったりとした気持ちで。力まずに。
4) 意識を「唱えている内容・意味」に集中させる。
5) 唱えながら、映像も思い浮かべる。
6) 「私は」のあとがそのときに思いつかないようなら、事前に紙などに書き出しておく。
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1) 専門的な理窟はよくわかりませんが、私自身が実践していてフラットな状態のほうがアファメーションを効果的にしていると思えるのは、自分の心に変なこだわりや先入観、恣意的なものがなくなり、その分アファメーションの意味が自分のなかにしっかり落とし込められるからだと思います。
2) これも理窟はよくわからないのですが、「私は」と一人称代名詞をしっかり口にすることで、自分のなかにアファメーションの内容がよく根付くからではないか、と思います。
そして実際に行動しようとする。
「私」が。
3) 1)にも通じますが、アファメーションは潜在意識と結びついています。そして潜在意識は心の深い深い奥底にあるものとも言えます。
力みすぎは裏を返すと、「そのものを否定しているから」。
たとえば「私は成功者である」というアファメーションを選ぶとした場合。何度も何度も執拗に唱えたり、力強く唱えたりしては逆効果です。
潜在意識という私たちの心の奥底は「私たちが本当に思っていること」にとても敏感。
上記のような唱え方はつまり、「自分は成功者ではない。だから何度も何度も唱えることで成功者になりたい」と思っていることを表していますよね。
ダイエットもそう。
これまでに何度も何度も失敗しているから、今度こそは成功させたい。いつも失敗させるのが自分。だから無理やりでもアファメーションをして意志を強く持ちたい。
そして「私はダイエットに成功します!」と執拗に、何度も何度も力強く唱えたりすると、自分の心はその深層心理にある「失敗する自分」「失敗するかもしれない自分」を敏感に感じ取ります。
なぜなら、力強く、何度も何度も唱える目的は、「そうしないと自分は失敗する」と思っているから。
心の奥底で。
そして、いつまでもいつまでも、本当に叶う、効果的な行動や方法を思いつこうとしない。深層心理は。
むしろ、「失敗する自分」をいつまでも「叶える」。
だからゆったりがいい。
肯定感を抱きながら。
4) 自分でも長年やっていて気づいたのですが、たとえば「私は元気である」「私は明るい」というアファメーションを言う場合、元気である・明るいという「私の状態」はすでに「分かっています」。
なぜなら3)のように、その状態を肯定しているのだから。
だから、「明るい・元気である・健康である・美しい(笑)・体形がよい・くびれがある」というアファメーションをするのであれば、ている自分よりも意味をかみしめながら、「すでに分かっていること(かなっていること)」として感謝したりその状態を映像としてじっくり思い描くほうが、潜在意識の働きにかなってます。
5) 映像は想像力と直結しています。
想像力によって描かれる映像は感情を伴います。
だからよけい叶いやすい。
感情と潜在意識が密接に結びついているからです。
動画が人気なのもすごく理解できます。
私自身が10代のころから映像・動画が大好きだったので、自分のこととして考えてもよくわかります。
6) さいしょのうちは言葉としておもいつかないかもしれません。
そのときは、事前にノートなりメモ帳なりに「自分が望む姿」や「叶えるつもりであること」を書いておき、それを「私が」で始まる文章にしてアファメーションに利用します。
下の動画は、私の「メンター (Mentor)」と化しているオーストラリア人YouTuber・ジェイソン・スティーブンソンによるものです。アファメーションの基本は「一人称代名詞」。
★★★★★YouTuberであるJason Stephensonによる動画。ジェイソンのフォロワー数は2020年11月18日現在、200万人を超えています。Quoting from the official YouTube video of Jason Stephenson’★★★★★
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