今日の記事では、15年以上に渡って「サステナビリティ・ESG・気候変動・地球温暖化対策・環境CSR(企業の社会的責任)」等に特化した専門翻訳会社を経営している私・小山ケイが、環境英語「Negative Externality」について書いています。
<もくじ>
●環境英語ーNegative Externality「外部不経済」
●”Negative Externality”の発音。
このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は「Sustainability(持続可能性/サステナビリティ)」のカテゴリーで書きました。同じカテゴリーの過去記事は下からご覧になれます。
●Negative Externality
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意味は、「当事者ではない第三者が当事者による経済活動で不利益をこうむること」。
環境汚染がその最たるものであるとして、一般社団法人環境イノベーション情報機構 (EIC)のニュースレターには解説がありました。
一般社団法人環境イノベーション情報機構 (EIC)
https://www.eic.or.jp/ecoterm/?act=view&serial=361
さいきんのEICサイト上で検索頻度が高かった用語だそうです。
環境省だけではなく、経済企画庁なども参加して、その度合いを数値化(貨幣評価)しています。
“Negative”で「否定的な」「不」などの意味。
“Externality”で「外部性」という経済用語。
よって、”Negative”がつかなければ、「当事者による経済活動で第三者が利益をこうむること」という意味にも使えます。
養蜂場の近くにある果樹園が経済学では例として取り上げられます(「ミツバチが蜜をあつめるさいに花々を受粉してくれて果物が生る」)。
先進国が中心となって脱炭素社会を目指せば、「当事者の経済活動により第三者である他の地域の環境も改善される」。地球規模で。
Positive Externality。
そういう意味で検索がたくさんあったのでしょうか・・・。
●”Negative Externality”の発音
1) ネガ (他より音程が高い)
2) (「ティ」といいながら)「Li」
3) (上前歯で下唇の内側を軽く噛みながら)(母音なしで)「V」
4) イ
5) (母音なしで)「KS」
6) ター
7) ナ(ここが一番、音程が高い)
8) (舌先を上前歯の裏側に軽くつけて)「Li」
9) (ティ・ディの中間のような音)「Ti/Di」
10) ネ + ガ + 「Li」 + 「V」 + イ + 「KS」 ター + ナ + 「Li」 + 「Ti/Di」
*このブログの2020年8月15日の記事でも書きましたが、9)はティ(ti)とディ(di)の中間みたいな音です。
*2)は米国発音です。炸裂するような「T」の音ではありません。