小山ケイの人生ドリル104 – 「自分の感情をいとおしむ」”Embrace” your all emotions.

日本のさくら

今日の記事では、新卒で銀行員となり、その後15年以上に渡って「気候変動・地球温暖化対策・環境CSR、サステナビリティ」に特化した専門翻訳会社を経営している私・小山ケイ「小山ケイの人生ドリル」シリーズとして、「自分の感情をいとおしむ」ということことについて書いています。

<もくじ>
●【人生ドリル】自分の感情をいとおしむ。Embrace your emotions.
●「自分のいったいどこに、こんな感情がひそんでいたんだろう」

 ●感情をいとおしむことの大切さ。

このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は「徒然なるままにひぐらし。」のカテゴリーで人生ドリルシリーズとして書きました。同じカテゴリーで書いた前回の記事は下からご覧になれます。










●「自分の感情をいとおしむ」。人生ドリルとして(by 小山ケイ)”Embrace” your every emotion.

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喜怒哀楽。

 

感情、と耳にしてそう思い浮かべるかたも多いと思います。

 

私も長い人生のなかでさまざまな感情を経験してきました。瞬間的な怒りは若いころよく感じたものです。子どものころなどとくにそうです。

なんかしらないけど、癇癪おこしてる。笑

マ・マンというタイトルの蜘蛛型オブジェです。

怒りについてはずいぶん、自分のなかでも若いころよりはあしらうことができるようになってきました。

けれど、中年になったさいきんとみに感じるのは、

「自分のいったいどこに、こんな感情がひそんでいたんだろう」

というもの。

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わくわく感。

ときめき。

高揚感。

華やいだ気分。

ドキドキ。

寂しさ。

哀しみ。

喪失感。

今日はそのことについて書いてみたいと思います。

人生を豊かに過ごすために。

人生を幸せに過ごすために。




●「自分のいったいどこに、こんな感情がひそんでいたんだろう」

イノダコーヒーのデザート

 

「自分のいったいどこに、こんな感情がひそんでいたんだろう」

 

そういわれて一番思うことはどんなことですか?

「人(他者)を好きになること」

 

私もそうです。

に対してであれば恋愛感情や好意がわきおこり、ペットであればそれを失ったときにペットロスを感じます。

私の知り合いも、長年かわいがっていた犬を亡くした時に、「いったい自分のどこにこんな感情があったんだろう」というくらい、喪失感に襲われたと言います。

自分の意志とは関係なく毎日、涙があふれてきたのだそう。

 

人に対する恋愛感情もそうですよね。

好意もそう。

私もまたそんな経験を最近しました。

いいかただなぁ、と思っている人とひょんなことで思わぬ場所でばったり、会った時のこと。

 

「えっ、こんなところでお逢いするとは!」

 

と思わず口にしてしまったのですが、そのときの私はなぜか、とてもドキドキしているのです。笑

華やいだ声を出しながら。

笑顔で。

そして彼と話をしている間じゅう、高揚感で体がほてってきて、なんとなく話に集中していない

私が、です。

「いやぁ・・・・こりゃ恋愛感情そのものだわ」

と自分でもおかしくなってしまいました。

 

さくらの木

 

私の奥底でおそらく、彼に対して安心感や大きな好意を日々、感じていたのだと思います。

自分ではまったく、無意識だったのですが。

彼への信頼感やコミュニケーションのノイズが少ないことなども好意として。

  小山ケイ過去記事】コミュニケーションのノイズに気をつける。

 

あるいは礼儀正しさと、ほどよい距離感に心地よさも感じながら。

そして私はこの自分の感情を、とてもいとおしいと思いました。




●感情をいとおしむことの大切さ。

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自分の感情をいとおしむことは、自分を客観的に、冷静に見ることにつながります。

「ああ、こんなことをいま経験したからむちゃくちゃ腹立ってるんだな」

「気になる人がまた今日も目の前に現れたから、気持ちがわくわくしてるんだわ」

 

今の時代、感情はともすると軽視されやすい。

 

感情よりも頭(アタマ)。

 

だから、なんでもアタマで解決しようとする人、「攻略方法」なるものをアタマで習得した人などがとてももてはやされる。

うんちくもそう。

分析力もそう。

数式を解くのもそう。

 

ビジネススクールで「アタマよりも感情を大切にしましょう!」なんて言ったら「出直してこい」と言われます。大笑 → 半分冗談ですが・・・。

青山学院

でも、人間は感情を基本としている。

自分をいとおしみ、自分の感情を大切に思い、人に好意を持って、人を愛して、人と家庭を築いたり生活を共にしたり、一緒に会社を作ったり仕事をしたり趣味の世界を作り上げたりして、そうして「社会」を作っていく。

アタマは社会ができてからようやく、生きてくる。

アタマを使って秩序を重んじたり、時間を守ったり、礼節を守ったり、相手を敬ったり、言葉遣いを選んだり学んだり。

でも感情は人がおぎゃぁ、と生まれるときから大切です。

アタマなんか使ってません。笑

まずは、感情

感情をたよりに、おなかがすいていることを親や周りに知らせたり、うんちやおしっこでおむつが濡れてることを知らせたり、眠たいことを知らせたりする。

よく霊感の強いと言われる方の話を聞いてみると、あの世では「これこれしたい」と思ったことはそう思った瞬間に叶ってしまうのだそう。

なにより、あの世では「自分が思っていること」はすべて、おおやけ(?)になるとのこと。

あなおそろしや・・・・。笑

だから、「どうしてこんな感情が生まれてくるんだろう」というわくわく感はおそらく、あの世では体験できないはずです。

すべてのことが、すべての人たちと共有されているはずだから。

自分の感情のハプニングというものは私が思うにおそらく、この世でしか経験できない。

★よく顔を見せる営業に次第に好意を感じ始める(営業の極意)。

★緊張状態で一緒にいた人に好意を感じ始める(いわゆるストックホルム症候群)。

★なんかいやなやつだと思い始める(上にはへーこら下には高ビーの人間に対して)。

なんかしらないけど、そういう感情が自分のなかに生まれてきてしまう。

だったらそれを否定せずに、「どうしてだろう」「おもしろい」と思いながら、その感情をいとおしんでみる。

自分の感情に気づける人は、他人の感情にも敏感になれるはずです。

そうして、人とのよりよいコミュニケーションを探ってみたり、相手との距離感を冷静に創り出したりできる。

「なんかよくわかんない」という思いのままに感情に流されることなく。

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