今日の記事では、母校の青学から単位をもって米国大学へ編入学して卒業し、15年以上に渡って「サステナビリティ・ESG・気候変動」などに特化した専門翻訳会社を経営しながら再び青学(大学院)へ戻ってMBAを取得した私・小山ケイが、2021年大学入学共通テストのリスニング試験で出題された「リスニング試験・第1問B問7」から、「発音されないアポストロフィー」について書いていきます。
<もくじ>
●「英語リスニングの上達」発音されないアポストロフィーを聴き取る。共通テスト・TOEIC・英会話。-2021年大学入学共通テスト・リスニング試験第1問B問7から。
●”The girl’s mother”の発音。
このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は「英語(潜在意識を味方につけて)」のカテゴリーで書きました。同じカテゴリーの過去記事は下からご覧になれます。
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●【英語リスニングの上達】「発音されないアポストロフィー」を聴き取る。そのほか、「情報」として、主語、be動詞、進行形(動詞)も。2021年大学入学共通テスト第1問A問7から。TOEIC/TOEFL、英会話のコツとしても。
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★★★★★朝日新聞社公式YouTubeサイトからの引用です。大学入学共通テスト2021「英語リスニング試験問題」音声。Quoting from the official YouTube video of Japanese newspaper, The Asahi Shimbun Company ★★★★★
毎日新聞「大学入学共通テスト2021」問題と回答 (URL) https://mainichi.jp/exam/kyotsu-2021/q/?sub=L1A3
2021年大学入学共通テストの第1問A問7から。
米国大学を大昔に卒業して約20年に渡ってプロの翻訳者をしている私はさらっと聞いてしまったので、「この文章のどこが難しいのか」考えてしまいました。
いたって平易な文章です。
でも、高校生だったときの自分におきかえるとそうではないことに気づきます。
★どこが主語か分からない。
★どれが動詞か分からない。
★所有格が分からない。
★「of」が聞き取れない(聞き取っていない)
なんてところがきっと、難しいと思うのではないかな、と思います。
どうですか?
慣れてしまうといたって普通の文章です。
でも、”The girl’s mother”のアポストロフィーが「映像として」頭に思い浮かんでいなければ、「the girlsmother」 とよく意味が分からないものが主語となってしまいます。
当然ながら、リスニングや英会話ではアポストロフィーは発音されません。
字面を見れば、”The girl’s mother”と書かれているはずなので理解できる。
けれど、耳だけを頼りとするリスニング試験の問題では、「発音されないアポストロフィーを聞き取る」能力も必要です。
「ここにアポストロフィーがありますよ~ (This is an apostrophe!) 」
なんて読み上げてはくれません。
もちろん、nativesとの会話でもそう。
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もう一度。
アポストロフィーは発音されません。
それをなぜ私やnativesが「聴き取って」いるのか。
「慣れ」がいちばん大きいと思います。
そのほか、
1) 語順 (The girls, mother)→(mother girlsではない)
2) イラストを一巡したとき、絵にはそれぞれ、中年女性ひとりと女の子ひとりが描かれている。→ この出題の登場人物は「お母さんmother」と「女の子the girl」。女の子たちgirlsという複数形ではない。
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●”The girl’s mother”の発音。
1) (舌先を軽く噛んで「za」というように)「Tha」
2) ガー
3)(舌先を口腔内に軽く巻いて)「R」(米国発音)
4) (舌先を上前歯の裏側に軽くつけて)「L」
5) 「Z」
6) マ (ここが一番、音程が高い)
7) (舌先を軽く噛んで「za」というように)「Za」
8) (舌先を軽く口腔内に巻いて)「R」(米国発音)
9) 「Tha」 + ガー + 「R」 + 「L」 + 「Z」 + マ + 「Za」 + 「R」
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