今日の記事では、新卒で銀行員となり、以後、15年以上に渡って「サステナビリティ・ESG・気候変動」などに特化した専門翻訳会社を経営しつつ、母校・青学でMBAを取得した私・小山ケイが、先日ご紹介したApple社の「環境(進捗状況)報告書」から”Smarter Chemistry”について書いていきます。
<もくじ>
●【サステナビリティ英語】”Smarter Chemistry” by Apple「スマーター・ケミストリー」
●”Smarter Chemistry”の発音。
このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は「サステナビリティ・持続可能性/ Sustainability」のカテゴリーで書きました。同じカテゴリーの過去記事は下からご覧になれます。
●【サステナビリティ英語】”Smarter Chemistry” by Apple「スマーター・ケミストリー」
Appleの「環境(進捗状況)報告書 (Environmental Progress Report)」を読んでいて。
Appleが「注力するエリア」として掲げる三本柱のうちのひとつとして、「Smarter Chemistry」という言葉がありました。
Apple’s Environmental Progress Report
https://www.apple.com/environment/pdf/Apple_Environmental_Progress_Report_2020.pdf
以前、このブログで私が書いたように、「Chemistry」は私が大好きな英単語です。
そんなこともあり、Appleの「Smarter Chemistry」という言葉、重層的な意味を感じて目を引きました。
しかも、それぞれの単語の頭文字が大文字化 (Capitalized)されている。
まるで商標のように。
「スマーター・ケミストリー」というキャッチコピーのように。
比較級の「er」がついているところもいい。
「よりスマートなケミストリーを」
報告書では主に、「表(おもて)」の意味でのChemistryについて書かれています。
でも、読むごとに感じるのは、その奥にある「当事者間どおしが『いっしょにやろう (Do it together!)』」と同じ目的意識をもってインスピレーションを与え合う、緊張感とイノベーション、クリエイティビティあふれるChemistry。
Jazzのセッションと同じです。
Apple、サプライチェーン、ステークホルダー、そして私を含めた全世界のApple usersが放つ、Chemistry。
●”Smarter Chemistry”の発音。
1) (母音なしで)「S」
2) マー
3) (母音+T+母音の語順なので)「La」(米国英語の発音)
4) ケミ(ここが一番、音程が高い)
5) (母音なしで)「ST」
6) (舌先を口腔内に軽く巻いて)「Ri」
7) 「S」 + マー + 「La」 + ケミ + 「ST」 + 「Ri」
*3)の発音は、このブログで何度も私が書いていることです。舌先の動きが最小限になるからこのような発音になるのだと思います。カタカナの「ラ」というよりも、「T」の発音を伴う「La」。巻き舌ぎみです。けれど、日本語の「ター」ではない。