今日の記事では、米国大学を卒業し、15年以上に渡って「サステナビリティ・ESG・気候変動・地球温暖化対策・環境CSR(企業の社会的責任)」などに特化した専門翻訳会社を経営している私・小山ケイが、”Close-knit”について書いています。
私はプロの翻訳者として長年にわたって、自分(自社)専用の「コーパス」と呼ばれる辞書を作っています。 方法は全くのアナログです。気に入った言い回しやnativesが使う言い回し、専門用語などを和訳・英訳どちらも「対訳」としてExcelにひとつひとつ打ち込んでは保存しています。世界中のどこをさがしても同じものは二つとない。なぜなら、私という人間が自分の感覚で、「これいい」「これ大切」と思ったものを手打ちで入力して蓄積していったデータだからです。ラーメン屋さんやとんかつ屋さんでいったら「秘伝のたれ」(笑)。 門外不出です。今日はそこから取り上げます。
<もくじ>
●小山ケイの翻訳コーパスから21 – ”Close-knit”
●”Close-knit”の発音。
このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は「英語(潜在意識を味方につけて)」のカテゴリーで書きました。同じカテゴリーの過去記事は下からご覧になれます。
●小山ケイの翻訳コーパスから21 – Close-knit
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これも、いまとなってはどこから仕入れたのかはまったく覚えていません。
私は自身のコーパス「C」のセクションに「Close-knit」を登録しました。
次の和訳と一緒に。
「Close-knit:(家族・仲間が)仲が良い、深い絆で結ばれた」ー小山ケイ自身の翻訳コーパスから
本来は「編み物」でありながら、比喩として用いることで、聴いた瞬間にその関係性と絆がどれだけ強くて信頼性に基づいているか、映像を一瞬にしてイメージさせる言葉。
丁寧に、いっぽんいっぽん、しっかりと編み込まれて。
だから私はこの言葉を登録した。
とても気にいって。
close 親しい、緊密な
knit 「ニット(編み物の)」
小さなほころび一つない、きっちりと編み込まれた編み物のように、緊密で親しい間側。
物理的な距離は離れていることがあるとしても。
心と魂の距離はいつも近しい。
お互いを編み込みながら。
【その他の例】
Close friend
Close relationship
“a closely knit family” (Google翻訳からの引用)
●Close-knitの発音。
1) (母音なしで)「K」
2) (舌先を上前歯の裏側に軽くつけて)「Lo」
3) (母音なしで)「S」
4) ニッ
5) (母音なしで)「T」
6) 「K」 + 「Lo」 + 「S」 + ニッ + 「T」
*ここでの「Close」は「閉める」という意味ではなく「親しい」「近しい」という意味なので、3)の「S」という読み方になります。
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