今日の記事では、母校の青学から単位をもって米国オレゴン大学へ編入学して卒業し、15年以上に渡って「サステナビリティ・ESG・気候変動」などに特化した専門翻訳会社を経営しながら再び青学(大学院)へ戻ってMBA(修士号)を取得した私・小山ケイが、本日報道されたNHKの調査報告から得たインスピレーションにもとづいて書いています。
<もくじ>
●【サステナビリティ】「コーポレート」が脱炭素にどう取り組むか。ーNHKの調査からインスピレーション。
●”Technology development”の発音。
このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は「Sustainability(持続可能性/サステナビリティ)」のカテゴリーで書きました。同じカテゴリーの過去記事は下からご覧になれます。
●<サステナビリティ>「コーポレート」がどう脱炭素に取り組むか。ーNHKの調査からインスピレーション。
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今日のNHKニュースにて、「大手企業100社にNHKが調査をおこなったところ、約80%の企業が脱炭素に向けて、何らかの数値を具体的な目標として策定している」と報道がありました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210812/k10013195721000.html
「大手企業100社」というところがひっかかる。笑
この報道を知った瞬間、「エクスキューズで(消極的に)やらざるを得ない企業もふくまれてるんだろうな」と感じたのが正直なところです。
★株主からのつきあげ
★ESG投資の潮流
★世界経済の潮流
★主要取引先からの「圧力」
★全世界のステークホルダー(とくにオンライン上の。SNSなど)からの「圧力」
調査結果だけを聴くと、「8割もの企業が取り組み始めてるんだ」と、なんだか脱炭素へ経済界も「積極的に」動いているような印象です。
でも、コーポレートはコーポレート。
それも、日本企業は「組織」で動いている。
日本において組織の力学は影響力がとてつもないことは、多くのビジネスパーソンが実感されていることと思います。
そして、日本の組織は相対性を重んじる。
絶対性よりも。
よって、私が懸念していることは:
1) 横並び意識で掲げてみたけれど、実際には具体的な方法はまったくない。
2) 会社員の「サガ」で担当者が転勤・異動になってころころ変わる。
3) 全社での取り組みではなく、「担当部門」だけでの取り組み。
4) オトコ社会で組織の序列付けや社内政治に終始しやすい人間が多い会社員による大手企業が果たして、その具体的な数値を達成できるのかどうか(前例として、女性が役職者に占める割合は日本企業ではパーセンテージでひと桁。障碍者や性的マイノリティ、外国籍のかたなど、社会的なマイノリティにいたってはさらに低くなる。ダイバーシティを掲げる企業は多いけれど)
実際に日本の大手企業で勤務した経験がないマスメディア関係者などが取材をすると、こうした「大手企業による具体的な脱炭素への取り組み」の細部や生身の人間によってつくられる組織の力学を理解せずに数字だけが躍ることになりやすい。
これまでのサステナビリティや脱炭素社会への取り組みがそうでした。
私は数年前のブログ記事で、「これからのサステナビリティはコーポレートなものを排除したほうがいい。日本の場合」と書きました。
上記のような、NHKの調査結果が具体性を帯びるために、コーポレートはどんなことをする必要があるのか。
i) ひとりひとりの社員が具体的に動かざるをえない仕組みをつくる(金銭のインセンティブ、昇格、サステナビリティ勉強会への参加が有給取得を可能にする必須条件)
ii) 「社内の人間」で組織を固める時代から、「社外の人間」を随所で多用する時代へ。脱炭素へ向けた取り組みにおいては。
iii) 「おじさんたちがいやいや取り組む」のではなく、脱炭素への取り組みに積極性があり行動力があり、発言力と実現力がある人間を要の部門、職に起用する。
iv) 思い切って、脱炭素への取り組みは「女性社員に任せる」。→ 社内社外を問わず、切り込み隊長を筆頭に、重要部門・部署・要職・役職・仕事そのもの。
v) 地頭のいい人間を多用する。
vi) フォトジェニックで身のこなしが洗練された社員を重要ポストに起用する。→ 他社員への影響力が大きいため。
大手企業が具体的な数値目標を達成するためには、思い切った技術開発が必要である、ということもNHKの取材から見えてきたことだと思います。
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●”Technology development”(技術開発)の発音。
1) テ
2) 「K」
3) ナ(ここが一番、音程が高い)
4) (舌先を上前歯の裏側に軽くつけて「Lo」
5) 「Ji」
6) ディ
7) (上前歯で下唇の内側を軽く噛んで)「Ve」(ここも、音程が高い)
8) (舌先を上前歯の裏側に軽くつけて)「Lo」
9) (母音なしで)「P」
10) メン
11) (母音なしで)「T」
12) テ + 「K」 + ナ + 「Lo」 + 「Ji」 + ディ + 「Ve」 + 「Lo」 + 「P」 + メン + 「T」
*3)はじゃっかん、伸ばし気味に発音します。「ナー」のように。