今日の記事では、母校の青学から単位をもって米国オレゴン大学へ編入学して卒業し、15年以上に渡って「サステナビリティ・ESG・気候変動」などに特化した専門翻訳会社を経営しながら再び青学(大学院)へ戻ってMBA(修士号)を取得した私・小山ケイが、過去記事で取り上げた2021年大学入学共通テスト(第2日程)「英語リーディング試験」から、「会話文を音読してみる」ということについて書いていきます。「神は細部に宿る (God is in the detail)」と題して。
<もくじ>
●【英語の上達ー神は細部に宿る】会話文を音読してみる。しり上がり (upspeak)かしり下がり (downspeak)か、息継ぎの場所、連結発音の確認など。「ビックリマーク」で感情をこめたり、引用マークでー小山ケイ自身の過去記事から。
●”I want to check what time we are going to get a bottle of water for making our eye-opening cups of coffee at our hotel in Seattle.”の発音。英会話として。
このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は「英語(潜在意識を味方につけて)」のカテゴリーで書きました。同じカテゴリーの過去記事は下からご覧になれます
●会話文を音読してみる。しり上がり (upspeak)かしり下がり (downspeak)か、息継ぎの場所、連結発音の確認など。「ビックリマーク」で感情をこめたり、引用マークで実際に描いたり。ー小山ケイの過去記事から。「神は細部に宿る」
今年の4月に私は、2021年大学入学共通テスト第1日程の英語リーディング試験第4問を例にとりあげて、「リーディング問題ではあるけれど、自分の英語を上達させるために、練習として文章をすべて、声に出して読んでみる」ことについて書きました。
今日は、第2日程の第1問を例に取り上げて書いていきます。
【参考サイト】
毎日新聞社の問題文掲載サイト
https://mainichi.jp/exam/kyotsu-2021b/q/?sub=LEN
*************************
第1問はモバイルフォンのテキストメッセージによるやりとりという設定です。
テキスト文なので会話ではありませんが、自分で声に出して読んでみると、ほぼ会話のようにしてやりとりしていることと同じだと分かります。
★自分の感情を込めている個所ではビックリマーク。
(文法上はWhatやHowで始まる文章につけるマークですよね。Exclamation markは)。
★息継ぎする場所ではコンマ。
★冒頭で相手の名前を呼び掛けている。
★Will やDoで始まる質問文はしり上がり (Upspeak)。”Where”や”What”で始まる質問文は尻下がり (Downspeak)。
★声に出すと、連結発音の場所が分かる。例)- pick you up outside your house → ピッキューアッ(P) アゥ(T)サイジュァハゥ(S)
★(慣れていれば)口語調で読んでいる。→ 私は、“I want to -“と書かれている会話文は、自分で声に出して読むときは”たいてい、“I wanna”と口語調で読んでいます。
音読することで、スピーキング試験や英会話の能力を向上させたりできます。
日数をかけて何度も何度も練習すれば、潜在意識という無意識の領域に落とし込むことができるので、単語力も倍増しますよ。
なにより、私がこのブログで何度も何度も書いているように、感情は言葉を記憶に定着させてくれる接着剤の役割を果たしてくれます。
できるだけ自分の感情をこめて、会話として練習する。
まるで芝居の台本であるかのように。
●具体的な読み方。
1) 名前を呼び掛けているところは、その人が自分の目の前にいるかのように呼びかけて読む。
2) ビックリマークがついている文章は、感情を込める!← こういうところです。
3) 引用マークがあれば、宙でクリックリッと描きます。
4) ”want to (do)”や”(be) going to (do)”はあえて、”wanna””gonna”と読んでみる。
5) できるだけ、意味を理解しながら読む。そうすると、息継ぎする場所が次第にわかってきます。
●”I want to check what time we are going to get a bottle of water for making our eye-opening cups of coffee at our hotel in Seattle.”の発音。英会話として。
1) アイ
2) ワナ
3) チェッ
4) (母音なしで)「K」
5) ウァッ
6) (連結発音で)(「T」の炸裂する音を出して)「Tai」
7) (上下の唇を合わせる音をさせて)「M」
8) ウィァ
9) ゴナ
10) ゲ
11) 「La」(米国発音)
12) ボ
13) 「Lo」(米国発音)
14) 「L」
15) オ
16) 「V」
17) ウォー
18) 「La」(米国発音)
19) 「Fo」
20) 「R」(米国発音)
21) メイ(音程が高い)
22) キン
23) (連結発音で)ガワ
24) 「R」(米国発音)
25) アイ
26) オゥ(音程が高い)
27) 「P」
28) ニン
29) 「G」
20) カッ
21) {PS}
22) オ
23) 「V」
24) カー
25) 「Fi」
26) ア
27) 「La」(米国発音)
28) アウァ
29) 「R」
30) ホ
31) (「T」の炸裂する音をさせて)「Te」→ ここはなぜか、「Le」(米国発音)とは発音しないです。ふつうは。(音程が高い)
32) 「L」
33) イン
34) 「C/See/Sea」
35) ア(音程が高い)
36) 「Lo」(米国発音)
37) 「L」
38) アイ * ワナ +チェッ + 「K」 + ウァッ + 「Tai」 + 「M」 + ウィァ + ゴナ + ゲ + 「La」 + ボ + 「Lo」 + 「L」 + オ +「V」 + ウォー + 「La」 + 「Fo」 + 「R」 + メイ + キン + ガワ + 「R」+ アイ + オゥ + 「P」 + ニン + 「G」 + カッ + 「PS」 + オ + 「V」 + カー + 「Fi」 + ア + 「La」+アウァ + 「R」 + ホ + 「Te」 + 「L」 + イン + 「C/See/Sea」 + ア +「Lo」 + 「L」
*31)はおそらく、音程が高くなるので「Le」と発音しないのだと思います。米国英語の法則として。「LaLiLuLeLo」のように発音されるところはたいてい、音程が低いです。