<サステナビリティ英語>Appleの環境(進捗状況)報告書2021年度版から。”The science is clear.”(科学的な根拠)(科学による証明) From “2021 Apple Environmental Progress Report”

今日の記事では、15年以上に渡って「サステナビリティ・ESG・気候変動・地球温暖化対策・環境CSR(企業の社会的責任)」等に特化した専門翻訳会社を経営している私・小山ケイが、”The science is clear.(科学的な根拠)(科学による証明)という英語について書いていきます。

<もくじ>
●<サステナビリティ英語>”The science is clear.”(科学的な根拠)(科学による証明)
●”The science is clear.”の発音。

 

このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は「Sustainability(持続可能性/サステナビリティ)」のカテゴリーで書きました。同じカテゴリーの過去記事は、下からご覧になれます。

●<サステナビリティ英語>Appleの環境(進捗状況)報告書2021年度版から。”The science is clear.” From “2021 Apple Environmental Progress Report”

横浜港

IPCCの提唱を受けて書かれた一文です。

中学校ででも習いそうな、簡単なたった4文字からなる英文ですが、読んだ瞬間におもわず、「まるじるし」で大きく囲みました。笑 私が英文を読むときにときおりやることです。

ページは10ページめ。

そしてそのあとに、「待ったなしなのです」と続きます。

銀座のまち
Apple stoer in Ginza, Tokyo

 

地球温暖化や気候変動については、私がサステナビリティに関わり始めた20年前からつねに、「それは科学的ではない」「根拠がない」と言う反対意見がかならず出てきたものです。

もちろん、いまでも。

よって、Appleが明確に、“The science is clear.”と記述したということは、Appleが自社の立ち位置を明確にしたことにひとしい。

対立意見が根強いなかで。

世界的に影響力が絶大なAppleが。

だから私は反射的にこの4文字を「テーマ」として囲んだのです。

(CEOのTim Cook氏はTIME Magazineで『世界的な影響力のある100人』のひとりに選ばれたとのこと。)

TIME Magazine

 

先日、このブログで取り上げた、11ページの「Science-based emissions reduction」(上記のリンクをご参照) も、読んだ瞬間にヒットしました。

 

言葉はシンプルなほど伝わることがある。

“Plain English”も読み手の表現がダイレクトに伝わりやすい、とつくづく思います。

プロとして。

●”The science is clear.”の発音。

銀座のApple Store

1) (舌先を軽く噛みながら、「Za」と言うようにして)「Tha」

2) サイ(ここが一番、音程が高い)

3) エン

4) (母音なしで)「S」

5) (4からの連結発音のようにして)「(S)iz」

6) (母音なしで)「K」

7) (舌先を上前歯の裏側に軽くつけて)「Li」

8) (舌の中央部分に力を入れて、のどの奥に惹くようにして)「R」

9) 「Ta」 + サイ + エン + 「S」 + 「Siz」 + 「K」 + 「Li」 + 「R」