今日の記事では、新卒で銀行員となり、その後も15年以上に渡って「サステナビリティ・気候変動・地球温暖化対策・環境CSR」に特化した専門翻訳会社を経営する私・小山ケイが、「自分の感情日記(メモ)をつけてみる Part 1」ということについて書いています。
<もくじ>
●小山ケイの人生ドリル114 ー「自分の感情日記(メモ)をつけてみる Part 1」。Frequently take notes what you feel.
●自分を冷静に、客観的に振り返る。どんなことに対してそう、感じたのか。
●自分はどんなことにその感情を抱きやすいのか。たとえば「嫉妬(しっと)」。
●他人のことが見えてくることもある。感情日記を書き続けていると。
●感情日記の利点。実はネガティブな感情ばかりを書き付けるのではないということ。「自分も人も人間である。喜怒哀楽という感情を持った人間」
このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は「徒然なるままにひぐらし。」のカテゴリーで人生ドリルシリーズとして書きました。同じカテゴリーで書いた前回の記事は下からご覧になれます。
●小山ケイの人生ドリル114 -「自分の感情日記(メモ)をつけてみる Part 1」- Frequently take notes what you feel.
[the_ad_placement id=”%e8%a8%98%e4%ba%8b%e6%9c%80%e5%89%8d%e5%88%97″]
毎日記しているわけではないのですが、私は自分の感情を書き付けることが多々あります。
★自分がその日、どんなことを感じたのか。
★どんなことが起こったのか。
★そして、どうしてそういう感情を抱いたのか。
など。
これをいつからはじめたのかはもう、覚えていません。「なんだかもやもやする」をとにかく、可視化して客観的にとらえ、そして冷静になりたかった。私自身が。
そしてなんとなく、「感情日記を書き付けることが良い」と自分で導きました。
書き付ける先は、メモでもいいし、スケジュール帳でもいい。
普通の日記と違うのは、「こんなことが起こりました。あんなことが起こりました」と小学生でも書くような出来事を記すのではなく、あくまで、自分がその日、どんな感情を抱いたのかということ。
自分の感情の振り返りということ。
主題は感情のほう。
出来事はそえもの。
【感情日記をつける利点】
1) 自分の感情を冷静に、客観的に振り返ることができる(内的要因)。
2) どんなことに対して1)を感じたのか、見えてくる(外的要因)。
3) 自分はどんなことが起きると1)を抱きやすいのか。→ たとえば「嫉妬」。
4) 1)から3)によって自分をどんどん把握していくことになるので、おなじことが再度おきたときに、冷静になりやすくなる。
5) 他人についても、その他人のその感情について分析して対処しやすくなる。
6) 1)から5)をPDCAのように繰り返すことで、物事に動じなくなりやすい。
7) 自分も人も人間である、と言うことが分かる。
8) 日記として記したものであるため、1年まえ、2年まえ、と振り返ることができる。それによって、自分がどう、成長したか、「感情のPDCA」を上手にまわし続けているのか、知ることになる。
*PDCA = Plan, Do, Check, and Action. ビジネス用語です。
●自分を冷静に、客観的に振り返る。どんなことに対してそう、感じたのか。
世の中には、自分がいま、どんな感情をいだいているのか、把握していない人が多くいます
そしてその感情に振り回されたまま、それをまわりに表現する。
怒りをいつまでも和らげることができなかったり、他人に振り回され続けたりたりもする。
けれど、自分が抱いた感情をメモなり日記なりにして記すことは、自分を冷静に、客観的に振り返ることです。
たとえば。
なんとなく居心地の悪さを感じるのは、一緒にいるママ友がいつも、ネガティブなことばかりを言ったり、人の悪口ばかりを言ったりする人だから、ということかもしれない。
このとき、まず書き付けるのは
1) 「居心地の悪さ(なんか、いや)」という感情。
そして、考える。「どうして、こういう感情をいだいたのだろう」と。
2) ママ友がネガティブで人の悪口ばかりを言う人だから。
考えるほどに、自分が他人の悪口ばかりを聴かされるのが嫌だったり、自分の子どもには「お友だちの悪口はやめましょう」と教えていることもあって罪悪感を感じているからということが見えてくるでしょう。そういう人と自分がなぜ、いつもつるんでいないといけないのか、離れる方法はないのか、ということも考えられるかもしれない。
●自分はどんなことにその感情を抱きやすいのか。たとえば「嫉妬」。
なんかもやもやする、という感情を抱いた時。
それは自分の夫が楽しそうに職場の呑み会のことを話したから、ということがあるとします。
自分は一日中、家にいて小さな子どもと一緒にいるのに、夫は外で、他人と楽しくアルコールを飲んでいる。
夫には家庭以外の世界がある。そしてその世界にはおそらく、きれいにメイクした同僚女性たちもいる。
さらに、その話を聞かされたとき、実家の両親から「お父さん(お母さん)が倒れたから、お前に介護してほしい」と連絡があったとしたら。あるいは、夫の両親から同じように介護を依頼する電話があったとしたら。「嫁のあなたが世話をして」と。
もしかしたらその日は子どもから「ママ、嫌い」と反抗された、ということも。
「私は自分の時間を犠牲にしながら家でひとりで子育てして、これからは両親(義父母)の介護も背負うことになりそうだというのに、夫は自分の楽しいことができるなんて。しかも私が一生懸命世話をしている子どもはなんだか、自己主張するようになって可愛げがなくなってきた」
もしそこで、自分が「嫉妬心という感情」を夫に対して抱いているのだと気づければ、これからどうしていけばいいのか、自分とどう折り合いをつけていけばいいのか、見えてくるかもしれない。
夫は悪くないのに、自分のなかになぜか、「もやもやとした気持ち」が芽生えている、ということもある。
自分が苦しい思いをしたくない、いい解決方法をみつけたい、と願っているのであれば、なおさら、自分のことを冷静に、客観的にみられる可能性は大きいです。私の実体験として。
「あー変なこと、思っちゃった。わっはっはー」と笑い飛ばせる。
自分の感情が自分の妄想から生まれている、ということはわりと多い。
【人がその感情を抱きやすい状況。例えば by小山ケイ】
1) 自分以外の人間との比較。
2) 自分の心身の疲労からくる気持ちの迷い。
3) 誰かへの執着(しゅうちゃく)。
4) 私ばかり、という被害妄想。
5) 自分が行動していない。
6) 状況を悪い方向へもっていくことに甘んじる。
7) 誰かや何かへの期待。
8) 自分を過信している。
9) 自分を過大・過小評価している。
10) 自分が「当然視」している。
●他人のことが見えてくることもある。感情日記を書き続けていると。
[the_ad_placement id=”%e8%a8%98%e4%ba%8b%e6%9c%80%e5%89%8d%e5%88%97″]
自分が自分の感情について、徹底的に知るようになると、他人の感情にも理解が及んだり、「こういう感情を表すだろうな」と事前に分かることがあります。
それはおそらく、多くの方が気づいていることじゃないかな。
他人のことも見えてくると、人生、鬼に金棒と言えます。笑
なにしろ、人生の大半は、「人間関係」という自分以外の人間とのかかわりが占めているわけですから。
他人の感情も手に取るようにわかると、お釈迦様の気持ちになって手のひらで転がす余裕すら生まれるでしょう(ホントですよ)。
★人からの嫉妬ややっかみを回避できる。
★八つ当たりを回避できる。
★ネガティブなことを聞かされそうな状況から逃げられる。
★マウンティングされることから逃げられる。
●感情日記の利点。実はネガティブな感情ばかりを書き付けるのではないということ。「自分も人も人間である。喜怒哀楽という感情を持った人間」
今日の記事ではおもに、自分のネガティブな感情について触れました。
でも、私が自分でもよく書き付ける「感情」はわりと、喜怒哀楽の「喜」と「楽」のほうが多い気がします。
明日はこの「喜楽」について感情日記をつける、ということについて書いてみます。
これを続けていると、自分のオーラが輝きますよ。笑
(魂の波動、としてもいい)
*昨日も知人から、「いつも笑顔がさいこーです!」とお褒めの言葉をいただきました。言霊(ことだま)です。私にとってはそんなお言葉。
[the_ad_placement id=”%e8%a8%98%e4%ba%8b%e6%9c%80%e5%89%8d%e5%88%97″]