今日の記事では、母校の青学から単位をもって米国オレゴン大学へ編入学して卒業し、15年以上に渡って「サステナビリティ・ESG・気候変動」などに特化した専門翻訳会社を経営しながら再び青学(大学院)へ戻ってMBA(修士号)を取得した私・小山ケイが、先日実施された、第3回大学入学共通テストの英語について書いていきます。今日はリーディング試験の第3問Aです。
<もくじ>
●2023年度大学入学共通テスト「英語」リーディング試験第3問B。
●”A lot of money”の発音。
このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は「英語(潜在意識を味方につけて)」のカテゴリーで書きました。同じカテゴリーの過去記事は下からご覧になれます。
●2023年度大学入学共通テスト「英語」リーディング試験第3問B
福井新聞のサイトに2023年度分の大学入学共通テスト問題が掲載されています。
https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/1702701
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第3問Bです。
では、出題文を読む前に、冒頭の文章と出題文のタイトルや図表、そして設問からさきに目を通します。
(その理由などはこれまで、過去記事で何度も書いているのでご参照ください)
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タイトルを読むと、これから読む出題文は英国英語によって書かれていることが推測できます。「英国人大生によって書かれたブログ」という設定だからです。
「私(You)」は英語クラブに所属しているのだそう。
文化祭用のアイデアを得ることが目的、という設定です。
出題文のタイトルとイラストをちらっと見た限りではなんとなく、「“Home adventures”を自分で作るやりかた」について書かれているのかな、と思います。
英国に住んだことのない私は”Home adventures”というものを知らならないので、もしかしたら英国では一般的な家庭の遊びなのかなぁ、と思ったり。
問(とい)は3つ。
問1
選択肢を「起こった順番」に置き換える問題です。
過去記事でも書きましたが、「置き換える」のですから、すべての選択肢をじっくり読むといい。
なぜなら、どの選択肢も出題文に書かれていることだからです。
まるであらすじです。
違うのは起こった順番。
なんとなく、こんな映像が思い浮かびます。
「お父さんは自分の子どもたち(男の子)に食べ物の好き嫌いがあることを心配しています。お菓子が大好きでお菓子ばかり食べています。そこで、手を打つことにしました。子どもたちにクリスマスプレゼント(あるいは何かのイベントのプレゼント)として、彼らが前から欲しがっていた服をあげることにしました。条件は、「プレゼントを開けるまえに食事を全部、済ませること」。子供たちはしぶしぶ承諾します。お父さんはイベント用に家を飾り付け始めました。
子どもたちはまず、大好きなクリスマスケーキから食べ始めます。そして最後に、大嫌いな野菜を食べました。こうして子どもたちは服を得、お父さんは子どもたちに野菜を食べさせることに成功しました」
問2
こちらは正誤を選ぶ問題です。
正しいのはひとつ。
でも、どの選択肢もとてもおもしろい。笑
私などはおもわず、「出題文を早く読んでみたい」とわくわくしました。
もしかしたら、どの選択肢も、どの単語も、出題文中に書かれていることかもしれません。
「Ifー」のあとが大切ですね。
聞かれていることに対してい、一番正しい答えを選ぶというもの。
問3
こちらも正誤を選ぶ問題です。
3番が一番、正しそうに見えます。
でもオチがあるなら4番ですね。ユーモアがあります。笑
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出題文を読んでみました。
じっくり読むと、問1は簡単に解けます。
但し、私の想像はまったく外れていましたね。笑
問2は、選択肢と出題文中の言葉が完全に一致しているわけではないけれど、「意味すること」がまったく同じものがひとつ、あるのに気づきます。
それが正解の答え。
ヒントは、“Remember”という単語。
ふつう、この単語を使うときは、その筆者や話者が聞いている人に言いたいこと(指示・注意など)を表します。
問3は、前のほうにお父さんが自己紹介のようにして書いてある部分ですね。
出題文全体を読んだ感じでは、本当に誰かが書いたブログのような気がします。
●”A lot of money”の発音。
1) ア
2) 「Lo」
3) (連結発音で)「Lo」(米国発音)
4) 「V」
5) マ
6) ニー
7) ア + 「Lo」 + 「Lo」 + 「V」 + マ + ニー