青山ビジネススクール(青学)の学部学生にとっての難易度

今日の記事は、
青学の社会人大学院「青山ビジネススクール」に、
学部卒からいきなり入学(Full Timeコース)する場合は
利点があるのかどうか、について書いています。
社会人のかたは、
ご自身の立場と比較しながら読んでください。
●学部学生にとっての難易度
●Full Timeコースにいた私の友人の場合

「青山ビジネススクール」のタイトルでは、
以下のページから始まっています。



●青山ビジネススクールの学部学生にとっての難易度

渋谷
渋谷・宮益坂です。ここを登り切ったところに、ジャニーズファンクラブやジャニー喜多川さんのペントハウスなどがあります(笑)。現在、東急によって都市開発が進んでいるあたりですね。そのさらに先が、我が母校「青山学院」です。

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ブログを書くようになって、「青山ビジネススクール」と検索したとき、青学の学部学生が質問しているサイトに出会いました。

そこには、「学部学生がすぐに青学のビジネススクールに入ることはできるのかどうか」「入れたとしても、まわりのひとについていけるのかどうか」と書いてあったので、今日はその質問に答えるような気持ちで、記事を書いてみようと思います。

学部からいきなり青学のビジネススクールに入ることはできます。Full Timeコースというコースがあるからです。よって、「入学の難易度」という点では、さほど心配することはないと思います。

問題はやはり、入学してからでしょう。「社会人のなかにまじって授業についていけるかどうか」。

社会人の私ですら、マーケティングや会計などでは、同級生のなかに専門家がたくさんいたので、彼らの話や質問についていくのにとても苦労しました。

コーヒーとTIME Magazine

それはおそらく、私が専門としている英語に関する書籍や資料、英語による授業を聞き取る場合、それを難儀に感じる人がいるのと同じ苦労だったと思います。

経験」というものを軽んじる若者がわりと多いような気がします。惰性で生きてしまう大人がいるのも事実なので、それを目にする機会が多かったのかもしれません。

あるいは若いがゆえに、「指標」となるべきものとして、「偏差値」や「学校の知名度(ブランド)」「就職率」などぐらいしか手に入れることができないのだと思います。

でも、青山ビジネススクールに入学してくる大半の社会人は、若いときから問題意識をもって計画し、「行動」することによって失敗や挫折をし、「どうしてそうなったのか」とたちどまってじっくり考え、試行錯誤を繰り返してまた行動しているひとが多いです。

私などもそうです(ここだけはうんと自慢したい)。

つまり、「人生のPDCA」を実践している人が青山ビジネススクールには多いのです。

それからもう1つ、Full Timeコースのなかにも、長年企業に勤めたあとにしばらく休職していたり、会社・組織から「国内留学」として休職させてもらっていたり、出願時は仕事を辞めていたりで、社会人コースであるFlex Timeの応募条件にはたまたまそぐわなかったからということでFull Timeコースのほうに入学した人が何人もいます。

つまり、就業経験者のかたです。学部卒で入ってくる人たちは、そういう就業経験者の人たちとも一緒に机を並べることになります。

これら、豊かな経験を有する人間と一緒に2年間、やっていくためには、相当の覚悟とまじめさが必要だと思います。

勉強しないことがかっこいい、みたいな風潮が日本の大学生のなかにいつの時代もあるように思いますが、(某有名国立大学の教授をしているトシヨリが「学部学生時代は授業に出ずに遊んでた」みたいなことを言うのを聞いて、私はぶったまげたことがあります)残念ながら社会人MBAコースではそれをやっては落ちこぼれるか、まわりに「話を聞きたいからメシつきあってくれ」(ようするに”power lunch“)と言ってもらえる人間にはなれなくなります。

文字通り、寝る間もおしんで勉強して、それをよく知っているという人に頭をさげて「教えてください」と教えを請い、努力を惜しまず、自分の頭で自律的に咀嚼していける若者が、社会人MBAコースでも立派な成績と実りある結果を得て卒業していけるのだと思います。

●Full Timeコース出身の私の友人の例

渋谷スクランブル交差点付近




青山ビジネススクールFull Timeコースには、国際政経学部から学部卒で学内入学してきた男がいます。私にとっては年下の良き友人で、在学中、私は彼に本当にお世話になりました。

青学の国際政経は「慶応経済」「中央の法学部」「早稲田の政経」のような、青学にとっては目玉(?)となる、優秀な学生が集まる学部です。やはり彼も、「あ~コイツ、頭いいなぁ」と私が思わせられる、頭の切れる人間でした。

証券アナリスト試験には学生の身ですでに合格していたので、(受験されたかたでないとなかなかわからないかもしれませんが、証券アナリスト試験に合格することがどれほど難しいことか・・・)企業の財務諸表等は完璧に読みこなせました。

でも、他人であり年上である私からみて彼にとっての財産、つまり「神様から生まれ持って与えられたGIFT」はその性格と理解能力です。これは、「偏差値」で表すことはできません(あたりまえだね。笑)

まじめで、人の話をちゃんと聞ける、素直な可愛げのある男だったので、私を含めた社会人学生からはとてもかわいがられました。それは、教授にしてもそうです。

よって彼は、ある教授の紹介で、某金融会社へアナリストとして早々に就職が決まりました。現在の彼は、ばりばりの現役若手アナリストとして国内外を飛び回っています。

就業経験はまったくなくて、企業分析などのさいはたしかに、机上の空論、のようなレポートを書いていたこともありましたが、それを補ってあまりあ地頭の良さと性格の良さがあり、彼は学部卒でも成功したのだと思います。

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