今日の記事では、母校の青学から単位をもって米国オレゴン大学へ編入学して卒業し、15年以上に渡って「サステナビリティ・ESG・気候変動」などに特化した専門翻訳会社を経営しながら再び青学(大学院)へ戻ってMBA(修士号)を取得した私・小山ケイが、「人は世話になった人よりも、自分を頼ってくる人のように好意を抱きやすい」ということについて書いていきます。
<もくじ>
●頼り上手になる。ー小山ケイの人生ドリル Be a good “depender.”<Kay Koyama’s “Life Exam” Vol. 142>
●私のまわりの「頼り上手な人」Exampes of my friend.
●頼り上手になる方法。具体例 To be a good “depender”
(このブログの記事内に掲載の写真はすべて、私・小山ケイの撮影によるものであり、著作権はすべて、私にあります。Every photo in each article has been shot by Kay Koyama, myself..)
このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は「徒然なるままにひぐらし。」のカテゴリーで書きました。同じカテゴリーの過去記事は下からご覧になれます。
(執筆や翻訳のご依頼は、107-0052 東京都港区赤坂5-5-9 1F MBE114 小山ケイ までお願いいたします)
●頼り上手になる。ー小山ケイの人生ドリル 142 Be a good “depender.”<Kay Koyama’s “Life Exam” Vol. 142>
私は以前、このブログで「人は世話をしてくれた人よりも、自分の能力や経験を頼りにしてくれる人のほうに好意を抱きやすい」と題して上記のブログを書きました。
それらはほぼすべて、私の実体験です。
でも、なにもそれは、頼り上手な人が悪いのではない。
頼り上手な人は、人とのかかわり方がとても上手な人。
つくづくそう、感じますね。
完全に依存しているのではなく、「頼ることが上手」。
依存症や共依存の関係とは違います。
自立した精神は持ちつつ、上手に相手やまわりに頼る。
経営上手な社長がいい例です。
出来る人を社員として雇って、彼らに「頼りにしてるから」と権限や仕事を譲渡しつつ、彼らの潜在能力を引き出したりモチベーションを高める。そして最終的には会社の利益につなげる。
世話をしてくれた人も同等に大切にできることは、意識レベルと精神レベル、経験値が高いことのあかしだと思います。だからこそ、年齢が上がるごとにそれに気づく人が増える。大人になっても、自分を頼ってくる人間のほうを大切にして世話をしてくれた人のほうをないがしろにする人間は単に頭が悪い。笑 → このことについては明日の記事で書きます。
それだけ、自分を頼りにしてくれる人に好意を感じることはほとんど無意識の領域、人間の性(さが)だから。
●私のまわりの「頼り上手な人」Exampes of my friend
私の知り合いに、新しい赴任地に着任早々、まわりのベテラン社員に「助けてください」と頼みまくった若い女性がいます。
ベテラン社員は全員、中年男性。
けっきょく彼女は、次の赴任地に異動するまで、その部署でトップの成績を収めています。
容姿もかわいらしい人ですが、性格がとにかくかわいい人。
私でも彼女から頼まれると「いや」と言えない。笑
それはきっと、彼女自身が打算や小賢しい小細工で頼んでいるのではなく、持って生まれた才能を無意識に利用しているにすぎないことを私も感じているからだと思います。
謙虚で、素直で、人の話をうんうん、とよく聞いて。
「ありがとうございます!」という言葉も、彼女の口からは頻繁に出てきますね。
<人生ドリル「頼り上手」編>Kay Koyama’s “Life Exam”
問1】「私は外国人なので英語について教えてほしいことがあるの」と言われるのと、「いや、私ひとりでできるからいいわ。つたいない英語でもあなたに尋ねずに話します」と言われるのとではどっちが相手から好意を抱かれやすいか?どちらか目的をしっかり果たしやすいか?
→ 「かわいくない」という言葉が人の心理をよく表していると思います。
問2】上司やよくできるベテランから、「私の仕事を一緒に手伝ってください」と丁寧に頭を下げながら言われたとき、あなたならどう思いますか?
→ 私の答えは、「いい気持がします」。
よくできる人から頼りにされると、自分が数段も上に引き上げられたような気がしてくすぐったくなります。(さすがに私もいい年こいてますので笑、のぼせることはありませんが・・・むしろ、「ああ頼り上手なかただわ。ありがたい。ご自身だけでもできるはずなのに」と心から感謝しますね)
●頼り上手になる方法。具体例 To be a good “depender”
1) 「男性は女性に頼られると弱い」、ということは頭にいてれおく。
Any male, more or less, tends to prefer to be depended by females regardless of religions, races, or countries.
2) 自分がすることをマインドフルネスで意識する。誰かに頼めないか?
Be conscious what you are doing mindfully. Is it possible for you to ask others to do it rather than just to do it by yourself?
→ 子どものおつかいがいい例です。親は自分だけで買い物できますが、子どもに上手に頼むと、子どもは喜んでそれを引き受けてくれたりします。
3) 自分ひとりでやろうとしない。誰かと協働作業するとき。
Think how to do it with others even if you can do it just by yourself.
→誰かと「ワークシェアリング」できないか?仕事だけではなく、ボランティアも勉強も部活もなんでも。
4) 目の前にいる人に、「頼りにしてます」と言ってみる。言える状況であれば。
Say “I always feel relaxed when I’m with you ‘cause you are like my guardian angel.”
5) ときには「助けてください!」と悲愴な顔つきで懇願する。
Sometimes say “Help me!” loudly with pathetic face (lol).
69 とにかく、「ありがとうございます!」と言い続ける。誰に対しても。
Keep saying “Thank you/Arigato” a loooooot of times to anyone everyday..
6) 相手にしゃべらせる。
Speakers are others, not you.
You need to be a good listener if you truly wanna be a good “depender”
7) 頼り上手のバロメーターは、相手もあなたに「きみ(あなた)のことが知りたい」と質問してくるかどうか?そのときがいよいよ、自分のことについて話すとき。
“Does she/he ask you to speak about yourself?” That’s a kind of barometer that you have actually become a good “depender” ‘if you do 1) to 6) ‘cause she/he has curiosities to you with good impressions.