英単語の覚え方(英会話のために)【コツ10箇条】

Belfast, UK

Q) 海外の取引先と英語で会話をする必要性に迫られています。英語がまったく出てきません。

Q) 小学校の教員です。義務教育の授業として子供たちに英会話を教えることになりました。

A)まずは英単語を覚えるところからはじめましょうか。 

英語をはじめとする語学の言葉を覚えるのはなかなか大変ですよね。今日は英会話のための単語がどこからやってくるか、について、具体的に書いていきたいと思います。すでに無意識の領域に落とし込まれている言葉がほとんどです。






昨日はこのカテゴリー「英語(潜在意識を味方につけて)」では、下の記事を書きました。




●英単語の覚え方。【10箇条】。

明治通り。原宿から渋谷方面に向かってあるいていたときに撮影しました。

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記憶力があって英単語がすぐに覚えられるひとがいますよね。でも、私を含めてたいていのかたは一度聞いただけのことはすぐに忘れる。いいことも都合の悪いことも。笑

受験や長文読解、英作文などでは、記憶の引き出しをひらいてひっばりだしてくる、ということもできますが、会話はジャズの即興演奏と同じです。相手からどうよ?とふられれば、瞬間的にこうよ、と反応する必要がある。

それが会話の楽しみかたでもあるのだから。会話のキャッチボールと表現するひともいます。たしかに、キャッチボールもあーだこーだと考えるより先に、体で反応しないといけないですね。

会話のために英単語やいいまわしを無意識の領域に落とし込める具体的な方法今日は詳しくお伝えしましょう。
準備はいいですか?
1.腹ぐくり。

まずは「腹ぐくり」してください。本当に英会話をものにしたいですか?

2 喫緊性。
1でイエス、ならつぎは死活問題となるような喫緊性をみつけます。これがないと、たいていのかたはモチベーションがさがります。

3 優先順位。
プライオリティを英会話の習得、としてください。優先順位が低いと、あとまわしとなり、結局はまたいつもどおり挫折することになります。

4 朝を確保(数分)。
まずは、朝の効率の良い時間帯を数分確保。頭がすっきりしているこの美味しい時間帯をフル活用します。それでもたった数分。英語の時間に回します。「集中力を味方につけて」。アインシュタイン張りに、濃密で濃厚な3分です。

5 記録する。
自分がどれだけその言葉を音読したかを視覚化します。簡単でいいのです。正の字を書いたり、レ点をつけたりします。自分の努力が視覚化されると、モチベーションがあがります。

6 結果がでなくてもあきらめない。
残念ながら、私を含めて多くの人にとって語学はすぐには結果がでません。昨日見た単語は、翌朝にはすっかり忘れている。それが当然なのです。毎日毎日、それをくりかえします。すると、あるとき指数関数のグラフのように、ぐぅっと急上昇している自分の能力に気づきますよ。お楽しみに!

7 音読する。
声に出すと、耳から脳に伝わって無意識という潜在意識のなかにより落とし込まれていきます。“Affirmation”と同じです。しっかりと、声に出します。

★★★★★Quoting from the official YouTube video of influential Australian YouTuber, Jason Stephenson’s with 1.44 million followers! (As of Aug. 2019)★★★★★




8 反復練習を基本とする。
新しいことを次から次へとするよりも、まずは反復練習します。詳しくは、次の見出しで。

9 発音を確認する。
間違った発音で音読しては通じる英語になりません。ロボット音声でいいので、つど確認しましょう。

10 文字をしっかりと「見る」。
聞き流しやシャドウイングを否定するつもりはありませんが、文字をしっかりと見ながら音読すると、言葉が脳に定着したときに、スペルもおぼえています。

●では、具体的に「どのように毎日、単語を覚えるか」。私の実体験で効果があったやりかたです。

表参道界隈
わが母校「青山(青学)ビジネススクール」が最上階に入る、青学17号館です。246号線のT字路。左にMax Mara、右に進むと渋谷方面。




小山メソッドと呼ばせてください。笑 とはいいつつ、なんら難しいやりかたではありません。器具も必要ありません。

用意するもの
気に入った参考書、「出る単」、アプリ、英語雑誌、英語の教科書、洋書(英語)などなど。ご自身が「これをやってみたい」と思うもので大丈夫です。
大切なのは、「心」です。

状況
静かな状態がいいです。たった数分です。完全に集中します。

ご自身の状態
頭はからっぽに。へんに文法を考えたり、きばったり、分析したりする必要はまったくありません。それらは「喋れる英語」の習得には正直言って、じゃまです(理詰めが好きな人に語学が苦手という人が多いのはこのためです)。理屈じゃありません。




唱え方(音読方法)

1 とにかく、反復練習が大切です。無意識という領域は、何度も何度も習慣化されたものを記憶のなかにとどめてくれます。道順しかり、自転車の乗り方しかり、水泳しかり。

2 音読したら、日付も記しておくとよいでしょう。後日にまた、振り返ったときの目安になります。

3 ゆっくり、大きな声で唱えます。ぼそぼそとした声や、声を出さないやりかたよりも、ずっと効果的です。喋れる英語のための英単語の覚え方としては。

4 慣れてきたら、感情をこめてください。その言葉の意味に沿ったご自身の感情を。gratefulなら、「ありがたい」という気持ちを込めて。disgustingなら「くそったれ」と思いながら・・・。

5 ときどきは立ち止まって、文字を確認します。指でなぞったり、字をじっと見たり。何か感じたらその意識が流れるままにしておきます。記憶への定着は、感情を伴わせたり、自分の「心」を大小に動かすことが大切です。スペルや英語の法則も自然に覚えます。

6 ご自身のペース配分を意識してください。たとえば、1週間はとにかく次々に新しい単語を唱えていくなら、次の週は前週のものをもう一回、まったく同じく繰り返すとか。時間もできれば「3分」なら3分、と決めてしまったほうがいいですよ。だらだら長くやっても効果的ではありません。

またどんどん、「小山メソッド」を書いていきますね~お楽しみに(^^♪

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