【英会話】こりこりと固まった考えを揉みほぐそう!(スピーキング対策、ビジネス英会話、TOEIC英会話)

今日の記事では、大学受験のスピーキングテストやふだんの英会話などで、「英語が出てこないときは、もしかしたら『言いたい言い回し』に執着しているのかも」ということについて書いています。

このカテゴリー「英語(潜在意識を味方につけて)」では前回、下の記事を書きました。


(我が母校青山学院の駅伝チームOB森田くん、下田くん、一色くん、林くん等々が就職したGMO社です!私がひそかに応援してきた島貫温太くん(帝京大)のGMOチーム参加も決定してしばし舞い上がってます、私。笑 実業団マラソンからも目が離せなくなりました)




●「英語で言いたいことの言い回し」にひきづられないように、考えをもみほぐします。

不思議なことに、アタマのいいかたほど、「英語で言いたい言い回し」に引きずられる傾向があるように思います。アタマがいいとはつまり、偏差値が高い超有名大学にストレートで入って卒業したような方や、合格率が低い国家試験に合格するようなかた。

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先日、「時差ぼけ」を例に出しました。言葉に引きずられるかたは「時差ぼけって英語でなんていうんだっけ」という発想で、それをずっと引きずって「思いつかない思いつかない」と悩んで結局、「沈黙」の時間がどんどん流れていく。

けれど、たとえばスピーキングテストのおもな目的「どれだけ流ちょうに話せるか」「どれだけ自分の意志を英語で、途切れることなく話せるか」ということだと思います。であれば、沈黙してしまう人よりは、つたなくてもその人の言いたいことが英語として理解できる人のほうが得点は高くなるはずです。

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おそらく、アタマのいいかたはこれまでアタマを使って勉強された文法やイディオム、構文などを「検索材料」にしてご自身のなかから引っ張り出すことに主目的が置かれるのかもしれません。というのも、こうしたやりかたはそれまでの大学試験やTOEICなど、日本で開かれる多くの英語試験におおいに有効だったからです。

しかしながら、昨日のブログでも書いたように、スピーキングテストや英会話は文法の勉強や長文読解の勉強とは別物です。

いっけん、ちゃらんぽらんで(笑)軟派な雰囲気を漂わせていたり、ガッツがあったり、いろんなやりかたを創意工夫でクリエイティブにやってのけてしまう人のほうが、スピーキングテストでは意外と高得点とれるんじゃないかな。

「時差ぼけ」って英語を知らなくても、「んじゃ別の言い方にしてみよう」とひらめく。そして「自分の国の時間と現地の国の時間が違ったから眠くなった」とか「現地に着くときは自国の時間では真夜中だから、飛行機の中で寝ておこうとおもったけれど寝られなくて夢見ごこちになった」とか、いろいろなことを自分流のやりかたでやりぬこうとするはずだからです。

頭の回転のよさや機転の速さ、ピンチをチャンスにする要領の良さ、そしてときにはユーモアなど、私がこのブログで何度かふれたことのある「地頭の良さ」や「感覚(feeling)を大切にする重要性」がスピーキングテストでは生きてくるはずですよ。

ようやく出番です。笑

「使える語学」って、そういうことですよね。テストじゃなくたって。

 

【考えの揉みほぐしかた】

1) 言いたい英語を探すことに引きずられてないか、チェックしてみる。

2) 1)でYesであれば、違う言い回しができないか、考え方をあらためる。

3) スピーキングテスト(あるいは英会話、ビジネス会話など)の主目的がなんであるか、いまいちど確認する。自分は流ちょうに、途切れることなく、あまり沈黙することなく、言葉を発しているか?

4) 語学だけではなく、常日頃から「自分の考え癖」について思いを巡らす。




●人は習慣から得た考えや長年の考え癖というのがあります。

 「引き出し」という表現が日本語にはあります。イメージとしては、タンスや書斎の机についた「引き出し」に、その人が年数をかけたり努力を重ねたりして仕入れた情報や才能、興味のある分野のことなどが入っている。それらがまるで洋服か小物のように。

★あの人は引き出しが多い人だ。

★あの人の引き出しにはいろんなことがつまってる。

スピーキングのテストや英会話で途切れることなく流ちょうな英語を話す能力は、「その人のもつ引き出しの数」にも比例するように思います。「時差ぼけ」という言葉を知らない場合、自分のほかの引き出しから言葉をひっぱってこなければなりません。

静岡葛城

もちろん、「時差ぼけ」という英単語も引き出しの中に入った装飾物の一つ、というひとはたくさんおられるでしょうが・・・。

私がいいたいことは、スピーキングテストや英会話は「正解とされる言い方が一つ」なのではなくいろいろな言い方ができるということ。表現方法はそのひとのクリエイティビティに反映するといっても過言ではありません。日本語の記述式の試験も同じですよね。

常日頃から自分の「引き出し」を増やすことを意識してみる。引き出しの中身を充実させることを大切にしてみる。

スピーキングテストや英会話であれば、上記のように的確な英単語を知らなかったり忘れてしまったとしても、他の引き出しに代用品がたくさん仕込んであればそれらを使うことができます。そしてこのやりかたは、多くのことに応用がきくのです。

そしてそれは、人生にたくさんの実りある幸せをもたらしてくれます。

だからぜひ、ご自身の引き出しを増やす努力を多くの方にトライしていただきたいと思っています。クリエイティブに!

Let’s get physical like Olivia Newton-John! lol

★★★★★Quoting from the official YouTube video of Olivia Newton John’s★★★★★