小山ケイの人生ドリル21-好奇心と興味をうまく利用する。Enjoy your curiosity and interests and sometimes take advantage of them of others’

今日の記事では、好奇心と興味をうまく利用するということについて書いています。

●好奇心と興味を利用する。ふけません。
●のぞき見趣味はどうなんだろう。

このカテゴリー「徒然なるままにひぐらし。」では前回、下の記事を書きました。

●好奇心と興味をうまく利用する。いつまでもふけません。

 

よく言われるように好奇心と興味によってその人の人生が豊かになったり、心身ともはつらつとして衰えなかったり、生命力につながったりします。はたから見てこの効果を強烈に感じるのはやっぱりお年寄りです。

★新しく始めることに対する好奇心や興味

★新しく始めることに対する好奇心や興味

★初めて出会う人に対する好奇心や興味

★自分が知らない世界に対する好奇心や興味

★異文化に対する好奇心や興味

★違う職業・職種に対する好奇心や興味

★不思議なことに対する好奇心や興味

★自分と異なる世代への好奇心や興味

新しく始めることに対する好奇心や興味を持ち続けると、継続性が出て、その世界を極めたり学位を習得しやすくなります。そして生活にメリハリが出たり、人前に出ることで見た目にも気を使ったり。だから好奇心旺盛なじいさんばあさんはとことん元気ですよね。

好奇心と興味のうまい利用の仕方は、目的やなりたい姿、達成したいことを頭の中につねにピン止めしておくこと。そして、楽しいか楽しくないかをとにかく基準にすることだと思います。

英語をはじめとする語学の取得も、自分の好奇心と興味を上手に利用することがかなめです。自分が強烈な好奇心や興味を感じる分野を攻めていく。そうすると日々のこつこつも苦になりません。

好奇心と興味を利用する目的】

★自分の生活や人生を豊かに。心身ともに元気に。ふけこまないこと。

★語学を習得する。

★恋をする。笑

★ゴルフのスコアアップ。スポーツ能力を高める。

★自分のだけではなく、人の好奇心と興味を上手に利用することで、相手の才能やモチベーションを引き出したりできる(学校の先生が子どもたちの好奇心と興味をうまく利用したり、ビジネスのトップが部下たちの好奇心と興味をうまく利用したりするケース)

●のぞき見趣味はどうなんだろう。

手鏡

私自身はテレビを有していないことや昔から芸能界のゴシップにはうといところがあったせいか、現在でも芸能ネタはスルーする傾向にあります。けれど、人によっては芸能ネタが詳しかったり好きなかたもおられますよね。だからテレビでは芸能ネタの番組が途切れることはありません。それを扱う週刊誌も売れています。私でも著名な芸能人のだれそれさんが亡くなった、なんてネットで知ると「え、うそ」となってつい、クリックしてしまいます。

それだけ芸能人のかたは影響力が大きい。俳優さんやミュージシャンも含めて。

おだきゆたかさん

芸能ネタに強い好奇心と興味を感じる人は、それで人生が豊かになったり、心身ともはつらつとして衰えなかったり、生命力につながったりすれば本望なのだと思います。ただ、芸能ネタは一方通行の片思いであることが多い。どんなに自分が芸能人のだれそれさん(のゴシップ)をよく知っていても、相手はこちらの存在をまったく知らない。

芸能ネタというと「のぞき見趣味」と言われることがある。のぞき見趣味って、好奇心や興味と表裏一体ですよね。のぞき見趣味は他人の、とくにその人が隠したい部分や不幸、恥部に対する異常なまでの強い好奇心と興味とも言えます。つまり他人がいて初めて成立する「趣味」

花見1

おそらく、好奇心や興味は自分を主体に自分の生活を豊かにすることに利用しやすいけれど、のぞき見趣味は他人あっての自分。だから、好奇心や興味は自分を主体に好奇心や興味のおもむくままに極めていくということと、それによって自分の人生そのものが豊かになったり、人をも幸せにする域にまで達する技術力や経験を積んだりできる。けれどのぞき見趣味は他人がいなければ成立しない「趣味」であり、それが満たされることが最終ゴールという違いがある。

自分が豊かになったり幸せになったりすることを望む人であれば、人に対する好奇心や興味は多いに抱くべきだと思うけれど、表裏一体のその「裏側」まで行ってのぞき見趣味になっては目的は達成できないってことだと思います。

たとえばドラマの題材。水商売の世界が舞台になることがあります。医療現場を扱うものも多い。視聴者の好奇心と興味が引き出されやすい業界です。どんな世界なんだろうと。登場人物たちはどんな私生活を抱えるのだろうと。ドラマは「視聴者の『観たい』という好奇心と興味が引き出されるものを題材にする」という前提があります。

TV set

だからともすると、のぞき見趣味で終わってしまいかねない危うさもあるのです。特殊な業界を扱うテレビドラマは。書き手や作り手たちが視聴者に豊かさや幸せというプラスアルファをもたらすインスピレーションを与えられないのであればなおさらです。

自分はどうしたいのか。自分にどう引き寄せるのか。そこからどんなことを導きだすのか。どんなふうにしたら自分にプラスになるのか。人の生活がどうこうと言うまえに。

これが好奇心や興味の力でしょう。

St. Andrews

異文化の人に対する好奇心や興味。⇒ どんな生活をしているのか。どんな言葉を話すのか。どんな伝統があるのか。どんな食べ物を食べているのか。それによって自文化との違いを知り、自分が豊かに幸せになるために吸収させていただけるところは吸収する。見習うべきところは見習う。貪欲に。

⇒ けれど、異文化の人たちが経済的に貧しい生活を送っているとした場合、それをわくわくと調べあげたり、プライベートを根掘り葉掘り聞きだそうとしたりすることはのぞき見趣味だと思います。そうすることで「自分は」何が得られるのか。興奮?聞かれたほうは屈辱や怒りを感じるかもしれないというのに。

おかしのはっぱ

今日初めて会う人がどんな人なのかとわくわくする好奇心や興味。⇒ どんなシナジーが得られるのか。どんなインスピレーションが得られるのか。どんな知見やアイデアが得られるのか。その出逢いによって自分はどう経済的に精神的に豊かになっていくのか。自分はどんなことを与えられるのか。

もしかしたら、この出逢いによって世の中に大きな豊かさがもたらされる可能性があるかもしれない・・・!

⇒ その人の私生活や不幸に異常な興味を示すのとは違う。示されたほうはよほどの人でなければ拒絶か否定的な感情をあらわにするはずです。

1年前のちょうど今日、書いた記事です。

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