Hardly「まぁありえないだろう」ー小山ケイの翻訳コーパスから159

Hardly

母校の青学から単位をもって米国オレゴン大学へ編入学して卒業し、15年以上に渡って「サステナビリティ・ESG・気候変動」などに特化した専門翻訳会社を経営しながら再び青学(大学院)へ戻ってMBA(修士号)を取得した私・小山ケイが、自身の翻訳コーパスから書いていきます。

私はプロの翻訳者として長年にわたって、自分(自社)専用の「コーパス」と呼ばれる辞書を作っています。 方法は全くのアナログです。気に入った言い回しやnativesが使う言い回し、専門用語などを和訳・英訳どちらも「対訳」としてExcelにひとつひとつ打ち込んでは保存しています。世界中のどこをさがしても同じものは二つとない。なぜなら、私という人間が自分の感覚で、「これいい」「これ大切」と思ったものを手打ちで入力して蓄積していったデータだからです。ラーメン屋さんやとんかつ屋さんでいったら「秘伝のたれ」(笑)。 門外不出です。今日はそこから取り上げます。

<もくじ>
●Hardly「まぁありえないだろう」ー小山ケイの翻訳コーパスから159
●”Hardly”の発音。

このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記記事は「英語(潜在意識をみかたにつけて)」のカテゴリーで書きました。同じカテゴリーの過去記事は下からご覧になれます。

●Hardly「まぁ、ありえないだろう」

hardlyと聞くと、ネガティブな印象を受けます。

なんとなく、日本語の「まぁ考えておきます」とか「検討しておきます」とか。

「その可能性はすごく少ない」。

割合で言ったら、8割と2割

2割のほうが「考えておく」であったり、「検討する」であったり。

残りの8割、つまり大方は「それをしない」「それはない」。

だから、日本語で言う「ない」がついてくるような感じです。私にとって。

その”Hardly”。

映画でもみていたときに気づいたのだと思います。

「そっか。そんなふうに使えるね」と。

一方がセリフで質問をしたときに、質問されたがわがたったひとこと放つ。

“Hardly”と。

すると、その可能性はほとんどないね、という返答になる。

Hardly →「前文が質問形で、”Hardly”だけだったら、『(前文の内容は)まぁありえないだろう』」ー小山ケイ本人の翻訳コーパスからの引用。

必殺、ひとことわざです。笑

(余談ですが、これにさらに”ever”がつくと、その割合は1割に達するイメージです。”Ever”でそのネガティブ感(引き算と言う意味のNegative)は増長される。”Hardly ever.”「ほっとんど、ないね」と。)

For global folks. 

Hardly ever = HOTTONDO-NAI-NE in Japanese. 

The bold red parts are very important for pronouncing Japanese ‘cause it emphases the equivalent meaning of “Ever” in English (and sounds so COOL).

The image to pronounce it is to swallow your breath like a pause of musical technique, kind of. lol 

●”Hardly”の発音。

Written by Kay Koyama

1) ハ

2) (舌先を口腔内に軽く巻いて)「R」)

3) (ほとんど無音に近いです。しいて表現すれば)「D」

4) (舌先を上前歯の裏側に軽くつけて)「Li」

5) ハ + 「R」 + 「D」 + 「Li」

*3)は、飲み込むようにして「D」を発音します。息を飲み込む理由は、次に「Li」としっかり発音する言葉が続いているから。次の言葉をしっかり出すために、舌先を省エネモードに