【語学(英会話)のコツ】標準的な発音に徹底的に慣れる。そうすれば次第に訛りにも敏感になる。Improve your ability to comprehend the standard sounds and pronunciations of foreign languages in order to distinguish some local accents and intonations

今日の記事では、米国大学を卒業し、長年にわたって環境・サステナビリティ専門翻訳会社を経営する翻訳者である私・小山ケイが「語学は標準的な発音に徹底的に慣れると、その言語の訛りやアクセントの違いにも敏感になれる」ということについて書いています。

<もくじ>
●【英会話(語学)のコツ】標準的な発音に徹底的に慣れる。
●”Accent”の発音。

 

このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は「英語(潜在意識を味方につけて)」のカテゴリーで書きました。同じカテゴリーで書いた前回の記事は下からご覧になれます。

●【英会話(語学)のコツ】標準的な発音に徹底的に慣れる。

小山ケイが自分で書いた手書きの英文

[the_ad id=”11588″]

私が6歳から13歳までの多感な時期に、父親の転勤で秋田で過ごしたことはこのブログで何度か触れています。

菅(すが)首相のお話を聞いていると、随所に「秋田訛り」を私は感じ取ることができます。

語尾のイントネーションであったり、ひとつひとつの言葉の発音だったり。

私は言語学者ではないのでアカデミックに説明することはできないのですが、なんというのか、標準語が「あいうえお」の字面どおりに発音されているとすれば、秋田訛りはどこかそれぞれに別の音がくっついたり(小さな「ィ」や「ェ」がつくとか)語尾が伸びたりします。

字面では「かきくけこ」「たちつてと」となっているものがわずかな濁音となって発音されるときもある。

「柿(かき)、食べる?」⇒ 「か(柿)食(く)ぅがぁ?」「食(く)ぅ!」

 

    (あるいは、「かねがぁ?」「いながぁ」「け」「く」)笑

          ↑ 日本一、短い会話です。「け」「く」

 

「ま、そんなに(そったに)怒らないで」⇒ 「ま、そにごしゃねで」

 

秋田にいたころ、昔は「村落」と呼ばれたような小さな町村(住所でかつて、「~郡~町」とついたような場所です)で生まれ育った友だちなどはそれらがとても顕著だったように私は記憶しています。

菅さんも人口1000人ほどの小さな村落で生まれたそう。

もしかしたら、「秋田出身です」と菅さんがおっしゃっていなければ、多くのマスメディアや周りの人たちも、菅さんの秋田訛りには気づかないんじゃないか、と思います。

けれど、人には自分でも気づかないうちに、小さい時から慣れ親しんだ土地の発音や訛りに影響されることがある。

言い回しとも方言とも違う。

発音や訛り。

国語学者だった金田一京助さんは、ひとつの県内でもさらに小さな単位の地域ごとで異なる発音も聞き分けられた、と聞いたことがあります。

 

次期米国大統領のBiden氏の英語の発音を聞いていると、おそらく訛りなのだと思います、なんとなく標準的な米語とは違うイントネーションや「音」を私は感じます。

東部ペンシルベニア訛りなのか、デラウエア訛りなのか。

★★★★★Quoting from the official YouTube video of NBC’s★★★★★

 

私が留学していたオレゴン州の人とはまた違う発音です。そしてトランプ大統領とも違う。

なんとなく南部の人を思わせるような、私がこのブログで書く、「英語で音程が高くなる部分」とても強調されるような感じなのです。

小山ケイ過去記事】発音を形成するさまざまな要素から「強弱」。

 

こういうことは義務教育の英語課程では教えてくれません。

おそらく、TOEICや英会話学校の先生でも認識されていない方が多いような気がする。

人が言葉として口から発する、「音」そのもののこと。

英語の発音も、標準的な英語・米語をびっちりと聴いて、聞き取れるようになってくると、「そうではない音」にも敏感になります。

「あ、訛りがある。アクセントが違う」。

そして、その部分を取り出して理解しようとしていく。

どうして違うのか。

どう違うのか。

 

それによってますます、標準的な言葉の特徴を微に入り細に入りわかろうとします。比較対象なのだから。

「なぜ?」に基づいて。自分で考えて。だからものすごく「耳」が鍛えられる。

私の実体験です。

(初対面の関西ご出身のかたが話をしているときに「関西のかたですよね」と私が言うと、「え、わかりますか?標準語、しゃべってるつもりなんですが・・・」とびっくりされることがあります。イントネーションやアクセントがわずかに違うと気づく。単位ならミリメーターとかグラム、ミクロの違い。SNSで「8割おじさん」として有名になった北大の西浦先生も、記者会見で数秒話しただけで「関西の人」、とすぐ分かりましたよね。話している言葉はフォーマルな丁寧語でしたが)

横浜元町

【付録】

「熊本県山都町町長の名前。音読みすると“Jo(穣) Baiden(梅田)”Japan Timesの英語サイトより)」

https://www.japantimes.co.jp/news/2020/11/09/national/japan-jo-baiden/

 

読みながら楽しく大笑いしてしまいました。いいですねぇ。こういうノリ、大好きです。町民も明るくて笑いが大好きなかたが多いんじゃないかな。何度も何度も大きな災害にあわれた熊本のかたがた。どうぞいつまでもお元気で!

https://www.washingtonpost.com/world/2020/11/09/joe-biden-had-quite-week-so-did-japanese-mayor-jo-baiden/

(Washington Postも引用しました。笑)

●”Accent”の発音

1) 

2) (母音なしで)「K」

3) セン

4) (母音なしで)「T」

5) ア + 「K」 + セン + 「T」

[the_ad id=”11588″]

“【語学(英会話)のコツ】標準的な発音に徹底的に慣れる。そうすれば次第に訛りにも敏感になる。Improve your ability to comprehend the standard sounds and pronunciations of foreign languages in order to distinguish some local accents and intonations” への7件の返信

コメントは受け付けていません。