今日の記事では、母校の青学から単位をもって米国大学へ編入学して卒業し、15年以上に渡って「サステナビリティ・ESG・気候変動」などに特化した専門翻訳会社を経営しながら再び青学(大学院)へ戻ってMBA(修士号)を取得した私・小山ケイが、2021年から開始した大学入学共通テストの第2日程(1月30日、31日実施分)「英語リスニング試験」から、「第4問A」について書いていきます。
<もくじ>
●【英語リスニングの上達】2021年大学入学共通テスト第2日程「英語リスニング試験第4問A」から(その1)。
●”It is higher than I expected.”の発音。
このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は「英語(潜在意識を味方につけて)」のカテゴリーで書きました。同じカテゴリーの過去記事は下からご覧になれます。
●【英語リスニングの上達】2021年大学入学共通テスト第2日程「英語リスニング試験第4問A」から(その1)。
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<リスニング音声>
朝日新聞社サイトから。
毎日新聞「2021年大学入学共通テスト第2日程」英語リスニング試験のサイトより。
https://mainichi.jp/exam/kyotsu-2021b/q/?sub=L4A
しょっぱなのページにはなにやら「4つの都市の平均気温」が書かれています。
最初の棒グラフをちらっと見ただけだと、18と19は冬の平均気温が氷点下になるのですから、相当に寒い地域ですね。
20と21の夏の平均気温は30度を超えていないので、熱帯ジャングル地帯の首都圏からすると、うらやましいほどに涼しい夏なんじゃないか、と思いました。笑
19と21は「夏は高温、冬は低温」なので、盆地なのかなぁ、と想像したり。
では音声を聴いてみましょう!
********************
問18から問21まではそれぞれ、音声を聴きながら該当する都市を入れていく問題です。
北米にある4つの都市の夏の平均気温と冬の平均気温を比較することで、回答を考えます。
上記のように、さいしょに図を見て少し分析しました。
それを頭にいれて音声を聞くと、一回の音声だけでも正解が得られると思います。
コツは、「音声を聴きながら、事前に分析したことを頼りに、棒グラフをしっかり、見ていく」。
そして、「比較級と最上級を中心に聴きとっていく」。
speakerは「自分の感想」を述べていることもあります。
でもそれは、情報の取捨選択方法でいえば、「枝葉」。
骨子は、「4つの都市の夏と冬のそれぞれの平均気温を比較して棒グラフを埋める」ということ。
都市名が耳慣れないかもしれませんが、図をしっかりと見ながら聴いていれば、音声自体は比較級と最上級が出てくるだけですから、図に直接メモしたり印をつけたりしてどんどん、回答を埋めることができます。
まず最初に、「4都市のなかで夏の平均気温が一番高い都市」がどこか、言及されます。
これで、回答がひとつ、得られます。
このときも、speakerは自分の感想を述べていますが、それは情報の重要度で言えば高くはありません。
あとは残った3つの都市について、「どの都市とどの都市のどの季節の気温を比較して、どちらが高いか低いか」と考えていきます。リスニングの音声を聴きながら。
「どこどこよりは夏は少し寒い」
「どこどこよりは冬は少し暖かい」
などの表現が瞬時に、感覚として、自分のなかで把握できるかどうか。
ここが一番、難しいところだったかもしれませんね。
なにしろ、音声はたった一度しか流れません。
音声自体はいたって平易ですが。
cooler
higher
highest
warmer
coldest
*余談ですが、3つ以上のものが並列されているとき、最後のもの以外、しり上がりで言う言い方がちゃんとされてましたよね。しりあがりの言い方 (upspeak manner) が続くことで、「あ、同格のものがこれからいくつか、列挙されるんだ」ということが無意識に理解できます。自分の無意識の領域に日々、落とし込む練習をコツコツとしている人であれば。
●”It is much higher than I expected.”の発音。
1) イ
2) 「Li」(連結発音)(米国英語)
3) 「Z」
4) マッ
5) (母音なしで)「Ch」
6) ハイア
7) 「R」(米国英語)
8) (舌先を両前歯で軽く噛んで)「Za」
9) ナイ(連結発音)
10) イ
11) (母音なしで)「KS」
12) ペ
13) (母音なしで)「K」
14) テッ
15) 「D」
16) イ + 「Li」 + 「Z」 + マッ + 「Ch」 + ハイア + 「R」 + 「Za」 + ナイ + イ + 「KS」 + ペ + 「K」 + テッ + 「D」
*9)から10)にかけては、音楽用語でいう「スラー」が掛かったような発音になります。
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