今日の記事では、母校の青学から単位をもって米国オレゴン大学へ編入学して卒業し、15年以上に渡って「サステナビリティ・ESG・気候変動」などに特化した専門翻訳会社を経営しながら再び青学(大学院)へ戻ってMBA(修士号)を取得した私・小山ケイが、先日実施された、第3回大学入学共通テストの英語について書いていきます。今日はリスニング試験の第1問Bです。
<もくじ>
●2023年度大学入学共通テスト「英語」リスニング試験第1問B
●”Behind”の発音。
このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は「英語(潜在意識を味方につけて)」のカテゴリーで書きました。同じカテゴリーの過去記事は下からご覧になれます。
●2023年度大学入学共通テスト「英語」リスニング試験第2問 Japanese entrance exam -2023 (8)
今日はリスニング問題の第1問Bを取り上げます。
福井新聞のサイトに2023年度分の大学入学共通テスト問題が掲載されています。
https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/1702701
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今日は第1問Bについて。
2回音声が流れる問題です。
私のやりかたである、「冒頭の説明や選択肢からさきに目を通す」を始めます。
(その理由については過去記事に書いてありますのでご参照ください)
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問5
4つのイラストはそれぞれ、牛乳瓶のような細ながい形状の入れ物が描かれています。
違いは、中の液体の量。
最後のイラストなど、液体はまったく入っていません。
よって、音声問題では「液体の量」について言及されることが分かります。
選択肢を先に見たことで、その部分に耳を集中させることができます。
ほぼ、無意識の領域で。
問6
これも、問5と同じです。
違いは、牛のいる場所。
最後の絵など、牛がまったく描かれていません。
「どこに牛がいるか」を耳をダンボにして聴き取ります。
(もしかしたら、「小屋の中にいる」と音声問題で言う可能性もあります)
問7
これは問5、問6尾と若干違います。
スケボーの位置だけではなく、女の子のボトム(舌に吐いているズボン)の色も違います。
私には髪の毛の色も若干、異なるように見えます。
この2点、あるいは3点に注意して聞いてみます。
では実際に音声を聴いてみましょう!
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問1
“not much”の意味が潜在意識の領域に落としこまれていましたか?
“Not much” は”Not”ではありません。”No”でもない。
さらに、”left”の意味も無意識の領域にあるかどうか。
いたって簡単な英語の音声ですが、英語の意味を無意識の領域に落とし込んでいない人や、音声そのものを把握できない人には、「何を言っているか分からない」ということがあるのかな、と思いました。
問2
しょっぱなに「not – see」と来たので、「牛がまったく写っていないイラスト」を選びそうになりました。
でもつづけて、「behind」と言ったので、ああなるほど、と。
問3
聴き取るのは色とスケボーの位置。
Blackとholdingが聴き取れたかどうか、で正解か不正解かが分かれます。
●”Behind”の発音。
カタカナでも「ビハインド」と書かれることのある言葉。
日本語の発音とは異なります。
違いは、アクセントの位置と母音の有無。
1) ビ
2) (口を大きく開けて、息を吐きながら)ハ(ここが一番、音程が高い)
3) イン
4) (母音なしで)「D」
5) ビ + ハ + イン + 「D」