Layman
今日の記事では、母校の青学から単位を持って米国大学へ編入学して卒業し、15年以上に渡って「サステナビリティ・ESG・気候変動」などに特化した専門翻訳会社を経営しながら再度、母校の青学(大学院)へ入ってMBAを取得した私・小山ケイが、自身で長年作っている「コーパス」の英語について書いていきます。
私はプロの翻訳者として長年にわたって、自分(自社)専用の「コーパス」と呼ばれる辞書を作っています。 方法は全くのアナログです。気に入った言い回しやnativesが使う言い回し、専門用語などを和訳・英訳どちらも「対訳」としてExcelにひとつひとつ打ち込んでは保存しています。世界中のどこをさがしても同じものは二つとない。なぜなら、私という人間が自分の感覚で、「これいい」「これ大切」と思ったものを手打ちで入力して蓄積していったデータだからです。ラーメン屋さんやとんかつ屋さんでいったら「秘伝のたれ」(笑)。 門外不出です。今日はそこから取り上げます。
<もくじ>
●”Layman”「門外漢」ー小山ケイの翻訳コーパスから92
●”Layman”の発音。
このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は「英語(潜在意識を味方につけて)」のカテゴリーで書きました。同じカテゴリーの過去記事は下からご覧になれます。
(執筆等のご依頼は、港区赤坂5の5の9 1F MBE114 )
●門外漢”Layman”
漢字から推測するところ、門外漢とは「門の外にいる漢(おとこ)」。
あるいは、漢人 (Chinese)。
中国語由来の言葉だと理解できます。
門の中にいるのは、その城下町の王様と家来、兵隊、そして市井の人々。
門の中の世界は緻密に構成された組織。
たとえるならひとつの分野です。
あるいは、家の門。
先生(老師/Laoxi))の家の門の中には、専門家である先生がいる。
「門下生」という言葉もあります。
門の内側にはその分野の専門家たちがいる。
だから、その分野に関係ない人のことを「門外漢」という。
それを英語では“Layman”と言うのだそうです。
こちらも英語から察するところ、「横たわった人 (Lay + man)」。
漢字も英語も、「人」、それも男性を意味する”man”を表している共通点があるのはおもしろい。
調べてみると、”Layman”は宗教に関係する言葉のよう。
聖職者に対する一般信者。
門の中にいるのは聖職者、ということでしょうか・・・?
聖職者 = 門「内」漢 (Man)→ 先生、老師、王様、
一般信者 = 門外漢→ 部外者、素人、
●”Layman”の発音。
1) 「Lei」
2) マン
3) 「」マン