今日の記事では、米国大学を卒業し、長年にわたって環境・サステナビリティ専門翻訳会社を経営する翻訳者である私・小山ケイが「Plain Englishを心がける」ということについて書いています。
<もくじ>
●”Plain English”を心がける。
●”Plain English”の発音。
このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は「英語(潜在意識を味方につけて)」のカテゴリーで書きました。同じカテゴリーで書いた前回の記事は下からご覧になれます。
●Plain Englishを心がける。
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“Plain English”とは簡単に言うと、「シンプルで平易で、一般社会での利用頻度が高くて多くの人に理解される英語」ということです。
Plain = 平たい
English = 英語
さっこん、米国の政府をはじめ、各業界各所で“Plain English”が奨励されています。
多民族多文化国家ゆえ、ということも大きいと思います。
そのほかには、多様なステークホルダーがかかわる企業社会において、「ステークホルダーフレンドリー」とでも表現するのでしょうか、どのステークホルダーから見ても企業活動や企業姿勢が分かることがガバナンスや企業の社会性にもつながる、という動きでもあります。
米国政治家のかたがたのスピーチを聞いていると、とても平易で明瞭な表現で、米国から見た外国人である私が聞いてもよく理解できる言葉でちりばめられています。
今日、本国から着の身着のままで米国に移住してきたような移民が聞いても理解できるんじゃないか、と私は自分が米国大学に留学していたころから感じました。
Plain Englishの何がいいかというと、聞き手の思考の流れが妨げられないということと理解にいたりやすいということが大きいと思います。
よって、それらを故意にかき乱すことが目的でもなければ、話し手や書き手は相手の理解度や相手の心に届いているかどうかの確認が求められる。
小山ケイ過去記事】何でも横文字で言う人間。話、半分で聞いておこう(笑)。
小山ケイ過去記事】小山ケイの人生ドリル27「ノイズに気を付ける。コミュニケーションのノイズ」
ウイキペディアを見てみると、ディストピアの名作「1984」の作者、ジョージ・オーウェルがPlain Englishに関する随筆を書いている、とあります。
ジョージ・オーウェルのこちらの随筆はまだ読んだことがないのでとても興味を覚えますね。さっそく購入して読みます(「1984」も私はそうとう感化(Inspired)されました。随筆のほうも読後にこみあげてくるものがあれば、こちらのブログで書きます!)。
●Plain Englishの発音
1) プ
2) (舌先を上前歯の裏側に軽くつけて)「Lei」
3) (鼻に抜けるように)「N」
4) (3)から連結発音するように)「ニ(イ)」(ここが一番、音程が高い)
5) (鼻に抜けるように)「N」
6) (母音なしで)「G」
7) (舌先を上前歯の裏型に軽くつけて)「Li」
8) (母音なしで)「Sh」(無音で「シュッ」というつもりで)
9) プ + 「Lei」 + 「N」 + 「ニ(イ)」 + 「N」 + 「G」 + 「Li」 + 「Sh」
*3)と4)の間は一般的には連結発音ですが、4)のほうが音程が高くなるので(英語で言う”Stressed”)、じゃっかん区別するような発音をします。3)をこころもちのばしながら4)を発音する感じです。音楽表現でいうと3と)4)にスラーが掛かっている。
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