「歩いてみる」ことの大切さ。リズムを感じるから。

今日の記事では、12月6日から書き始めた、「リズム感の大切さ」について書いています。

12月6日の記事です。
昨日はこちらの記事を書きました。

●歩くことはそれ自体、リズム感が身につきます。

 

歩くときもリズム感が大切になってきます。人をよけて歩いたり、建物の角を気を付けて曲がったり、舗装されていない道をゆっくり歩いたり、斜めになった歩道を重心に気を付けて歩いたり。

無意識とはいえ私たちは歩くときも、自分の「リズム」で歩いています。この「あるくリズム」もさまざまなリズムを身につけてうまく使いこなせるようになったら、さらにリズム感がよくなります。

★ 人込みの中をうまく歩く。

★ 音楽に合わせて歩く。

★ カウントしながら歩く。

●人込みの中をうまく歩く。

 

渋谷や新宿を歩いていると、本当に「これだけ人間が世の中にはいるんだ!(自分も含めて)」と思うほどたくさんの人たちとすれ違います。そのなかを、自分の目的地にむかって歩くには、いくつかのことを頭に入れて、「リズム」を利用しながら歩くとうまくいきます。

1) それぞれの人には目的地がある。

2) 自分の目的地ばかりに気をとられない。

1) 都会の中の人込みは、たいていは「目的地」に向かってそれぞれ、歩いています。観光客が街の風景を楽しみながら歩いているのを除いて。だから、その目的地に向かう彼らの「意思」を感覚でうまくとらえるのが歩くコツです。

たとえば。

自分は横断歩道の向こうの左側にあるビルに行きたい。ところが、向かってくる人となんとなく衝突する。それは、向こうの人たちも、こっちの「左側」に行こうとしているから。だから、横断歩道上でなんとなく、動線がいつも交差する。

向こう側の人たちの「意思」は「こっちの左側に行きたい。そこに目的地がある」ということ。

それは何かの建物かもしれませんし、あるいは駅があるのかもしれない。そのさきにさらにどこかにつながっている可能性もある。

都市開発のかたたちがさいしょにしっかりと動線を意識して設計してくれるといいのですが(笑)、そうもいってられません。

 

向こう側からくる人達が「こっちの左側に行く」のであれば、こちらは右側からいくのが衝突しないで自分の動線が確保できる方法ですよね。

だから、向こうからくる人たちの意思が分かったら、「ワンツー」とカウントして、すぐに右側に方向転換しないとうまく歩けません。

渋谷の地下道にて。

リズムに乗る。自分の目的地に向かうことだけに意識を向けていると、「人込みのなかは歩きづらい」ということになります。

タイミングをいつも見計らいながら、空いているところを見つけて、そこに歩を進めていくのが人込みの中でも気持ちよく、リズムを持って歩ける方法です。

●音楽にあわせて歩く。

耳にヘッドフォンをつけて歩いている人はたくさんいますよね。私もそうです。音楽に合わせて歩いていることは多いです。歩きやすいR&Bやビートのきいたハードロックだったりすると。

ヘッドフォンをつけながら歩かない人でも、町中であれば音楽がいたるところから聞こえてくると思います。それに合わせて歩くと、心地よくなってリズム感ある歩きができることがあります。

もちろん、歩くリズムも年齢や性別によってまちまちです。人によっても、早歩きの人もいれば、のんびり歩く人もいる。だから、いちがいに「この音楽にあわせて歩くのがいいです」なんてのはない。

それよりもおすすめは、自分が耳にして心地よいと思った音楽に合わせて歩いてみたり、あるいはコマーシャルやテレビドラマのエンディングなどでなんども耳にしている曲などがどこからか流れてきたらそれに合わせて歩いてみたりするのがいいです。

気持ちがのりますので。リズム感と気持ちののり、は切っても切れないのですよ。リズムは魂のダンスですから(#^^#)

★★★★★Quoting from the official YouTube video of Louis Tomlinson’s, “Don’t Let It Break Your Heart”★★★★★

●カウントしながら歩く。

Google Japan in Shibuya Scramble Square Building
Google Japan in Shibuya, Tokyo (photo by Kay Koyama)

カウントしながら歩くのはある程度、「なれ」があります。私などは12のときからパーカッションを演奏してますので、「カウントする」のは私の生活そのものといっても過言ではないのですが、カウントすることが人生のなかになかったかたはさいしょはよくわからないかもしれません。

1) きづいたときに、こころのなかで「ワン・ツー」とカウントしてみる。

右足、左足とだしていくときに、「ワンツーワンツー」と水前寺清子さんの歌のように(?)歩いていきます。

すると、歩きによりいっそうリズムが出て、リズムイカルに歩けますし、心も弾んできます。

2) 好きな音楽をいつも思い出して、心の中で口ずさみながらカウントする。

学生時代、友だちとよく話したのは、「試験直前には音楽は聴かない」というもの。直前までがんがんに音楽を聴いていたら、試験中もその音楽が頭のなかにヘビーローテーションでなり続けて試験どころではなかったからです。大笑

 

それぐらい、音楽は私たちの意識にとても影響をあたえるのです。音楽を聴きながら私たちは心の中で歌ったりリズムを感じたりしてるんですよね。ミュージシャンと一緒に。

だから歩くときも、私たちの試験直前の音楽のように、頭の中に好きな音楽を流しておくと、歩くときにカウントしすくなります。

私などはときおり勢い余って、独りで歌いだしたりしていますよ(笑)。あまりの心地よいリズムのせいで。もちろん本人は自分だけに聞こえる小声で歌ってるつもりですが、意外と聞かれてるのかも。それだけ、音楽にはパワーがあるということ!

Music is sooooooo powerful!