先日以来、「リズム感はなにごとにおいても大切です」ということについて書き始めました。今日は「作業が楽しくなるリズム感(非認知能力9」ということについて書いていきます。
「リズム感の大切さ」については、下の記事から書き始めました。
●作業が2倍、楽しくなる「リズム感」とは。非認知能力として。
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リズムには人に躍動感と楽しさを与える不思議な力があります。
いわゆる「非認知能力」に根差しているのだと思います。
リズムに身をゆだねると、楽しくなるのか、作業がはかどります。だから、作業をするときはこの原理を使わない手はない。
1) 音楽を聴きながら作業をする。
2) 自分が作業しやすいリズムを知る。
3) 頭の中でカウントする。
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●音楽を聴きながら作業をする。
先日のブログで書いたように、私は米国大学に留学したときに、「音楽を聴きながら」勉強する癖を身につけてしまいました。それ以来、なにかをするときに音楽がないなんて私の人生には考えられません。私のまわりの米国人大学生の多くも、勉強するときに音楽を聴いていました。
My new single Don’t Let It Break Your Heart is out now. Really proud of this one https://t.co/0RouSDuttl pic.twitter.com/FRwR2zqEY1
— Louis Tomlinson (@Louis_Tomlinson) November 23, 2019
★★★★★Louis Tomlinson is to come to Japan as well! 来日コンサートも決定したルイ。「ニューシングルは自信作だよ」ってtweetしてますよ。No music, no life. ★★★★★
「ながら」はできる人とできない人がいると思います。
私などは無音のなかで作業をすることがもはやできないカラダになりました(笑)が、それはきっと、音楽の「リズム」を感じることで、作業がはかどっているのだと思います。
たとえば、掃除。
音楽のリズムを感じながら、掃除機をかけたり、細かいところをふき取ったりしています。
これが無音だったら、私には苦行。私は掃除が大っ嫌いなので(世界のインフルエンサーこんまりさんには悪いけど・・・笑)
体を動かす作業の時は、自分が好きなおもいきりのりのりの曲をかけています。
The video for Don’t Let It Break Your Heart is out now. I had fun with this one ! Let me know what you think 🙂 🎥 @LighteningUK https://t.co/Hn5MZMnCVJ pic.twitter.com/lfoddbt1y2
— Louis Tomlinson (@Louis_Tomlinson) December 2, 2019
けれど、いつもいつも、のりのりの曲がいいわけではありません。
おもしろいことに、「言葉と格闘している」ときや、言葉をなにか考えないといけないときは、のりのりのテンポ良い曲や、歌詞が入ってくる曲は、私にはダメです。歌に気を取られてしまいます。
英語の歌詞ももちろんだめです。
意味が分かっているので、私は歌詞の意味を追うことになります。
一概には言えないとは思いますが、おそらく
★作業は好きな曲で(歌詞が入ってもよし)。
★勉強や「言葉と格闘」しているときは、インストルメント曲で。
という人は多いんじゃないかな。
でものりのりの曲は、作業だけではなく、気分が落ち込んだときにはたくさんパワーをもらえます。
●自分が作業しやすいリズムを知る。
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実は、ひとにはそれぞれ、「好きなリズム」があります。
私などは音をためたりミュージシャンの感覚で変則的に休止符がはいったりするシンコペーションが大好きですが、規則的な四連符が好きな人もいれば、三連符が好きな人もいるでしょう。
プロの音楽家でも、聴いたらすぐに「あ、この曲だれそれのだ」とわかる人がいますよね。私の場合は、Philip Grassを聴くとたいてい、「あ、これPhilip Grassのだ」とすぐにわかります。テーマとなっているリズムに三連符のような独特の特徴があるからです。
好んでお使いになっているのかどうかはご本人にお聞きしてみないとわかりませんが(笑)、聴いてる側としてはこの「Philip Grass節」ともいえる三連符はとても心地よいのです。ラベルのボレロみたいに、小さなテーマが何度も何度も繰り返されるせいだと思います。
「好きなリズム」はたぶん、音楽を聴くことでいちばん、把握しやすいと思います。
その次には、「音に敏感になること」。踏切のカチンカチン、というリズムが好きなかたもいらっしゃるでしょうし、よく通る高速道路のガタンガタンというリズムが好きなかたもおられるかもしれない。あるいは学校のチャイムが大好きとか。
●頭のなかでカウントする。
プロのミュージシャンの曲を聴いていると、出だしに「アワン、アトゥ、アワントゥスリーフォー」とカウント取っているかたたちがけっこういますよね。あるいはドラマーがスティックを十字にしてカウントとる。
カウントをとる癖をつけると、自分のなかにリズムが生まれやすくなります。
そうすると、なにかをするときにそのカウントに乗って作業することで、気分がのったり、あるいは作業それ自体がはかどったりすることがあります。
★PCをブラインドタッチするとき、軽くカウントしながら打ち続けると、まるでピアノを弾いているかのような指の動きができます。
★掃除をするときにカウントする。掃除機を押したり引っ込めたりするとき、カウントに合わせてリズムを作る。
★風呂の浴槽を洗う時にカウントする。イチでスポンジを下に、ニでスポンジを上に。システマティックに動けばよくなります。
★掃き掃除にカウントする。ワンで左へ、ツーで右へ。これを何回も繰り返すことで掃き掃除をリズミカルに行います。
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“作業が2倍、楽しくなる「リズム感のすすめ」(非認知能力)” への3件の返信
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