今日の記事では、「マイペースで生きる」ということについて書いています。
<もくじ>
●マイペースで生きよう。
●自分のリズムを日々、感じる。
このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は「徒然なるままにひぐらし。」のカテゴリーで人生ドリルシリーズとして書きました。同じカテゴリーで書いた前回の記事は下からご覧になれます。
●マイペースで生きよう。Live on your own rhythm!
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自分以外の人と生活していると、次第に暗黙の「ペース」が生まれます。
これは社会生活も同じです。
まるで経済学のようにミクロ・マクロ、どちらのペースも出来上がる。
ミクロは家族やパートナー、友だち、学校生活、会社など。
マクロは広範な地域社会やビジネス、日本社会全体など。
私も長年さまざまなミクロ・マクロのペースを感じてきましたが、そのなかで、ときおり窮屈に感じることがあります。そのペースが。
窮屈に感じる理由はもちろんさまざまだと思います。
でも私は人生ドリルとして、「自分のペースで生きていいのだ」ということを生きるごとに悟りました。
自分がよりよく生きるために。そしてたとえそのペースがカメの歩みであったとしても、気持ちよく前に進むことで少しでも周り(社会や世の中)となにかプラスになることを協業すために。
たとえば。
私は若いころ、新卒で銀行に約3年勤めていたことがあります。入社するまえから私は、「3年から4年で退職する」と人生設計をしていたので、そのとおりに退職したのですが、私が銀行員だった時の金融業界は年功序列で終身雇用が当たり前。「途中でやめる人間は頭がおかしい」、と思われたようです。
銀行は私にとってミクロ社会。
そしてそこで当然視されていた「年功序列制」「終身雇用制」は会社側のペース。
会社を3年から4年で退職するのは私のペース。
そして私は自分のペースを貫きました。
あのまま会社側のペースで勤務していたら、私は「持続可能性・サステナビリティ・環境保護・地球温暖化対策に特化した専門翻訳会社」を自分で起こして行政や企業と一緒にそれらの仕事を前に進めることもできなかったはずです。
60歳前後の定年退職までほぼ半世紀、会社以外の世界や組織、人間を知ることもなく、相対的な組織の価値観に染まって事なかれ主義で人生をやり過ごす毎日を過ごしたかもしれない。
マクロのペースもそうです。
「いい大学に入って国家試験に受かっていい企業や官僚として仕事をする」という、よく耳にする「社会のレール」はマクロのペースとも言えます。私は高校生のころからそれを拒否し続けてきましたが・・・。
「いい会社に入っていいお嫁さん(お婿さん?)を20代で見つけて婚姻届けを出して法的に認められた夫婦となって子どもを2人以上持ってマイホームを買って年功序列のなかでお給料はとんとんとんと右肩上がりで昇給して60歳の定年退職まで新卒入社からずっと転職せずに勤めて死ぬまで平穏無事に幸せに過ごしました」
ひと昔前のおとぎ話のように聞こえますが、それがまだ日本社会の暗黙のペースとして表出することがときおりありますよね。政治家の「失言」とかおじさんおばさんたちの「暴言」とか。
それに息苦しさを感じる人もいるんじゃないかな。親から過剰に期待されている学生さんとか大手企業の会社員のかたとか。あるいはさまざまなことで社会のマイノリティとして生きてこられたかたとか。
そこから「いち抜けた」でマイペースで行く生き方もありますよ。人生ドリルとして。
私はそれを長い年月をかけて実践してきました。かなりボコボコにされたけれど(満身創痍)。
●自分のリズムを日々、感じる。
「ペース」は「リズム」とも言えます。
音符や音楽的な表現とは違うかもしれないけれど、自分のなかに自分オリジナルのリズムを持つ。
「生活のリズム」って言葉、ありますよね。
マイペースとはつまり、自分のリズムを作り出すということ。
そのリズムは自分自身。そして次のようなことに影響を受けて作り出されます。
★育った家庭環境
★性格
★趣味
★自分が好きなこと。
★育った自然環境。
★発達過程で形成された自分の信念
年齢を重ねるにつれ、それぞれのミクロ・マクロのペースに出会います。たくさんのリズム。そして自分のリズムをそこに合わせたり、お互いが良いと思えるリズムを探り合ったり。
最初から自分のリズムを貫き通すことはまず不可能です。文字通り不協和音だから。
けれど、自分のリズムを大切にしつつ、他のミクロ・マクロのリズムの中で自分のリズムが完全に押し殺されてしまうのであれば、そのときが「マイペース」を発揮するときです。
ソロミュージシャンとなる。人生の。
自分が自分で「ソロミュージシャンで行く」と決意すれば、同じような志を持った人たちと次第に共鳴します。それがけっきょく、最高のセッションにつながる。
観客(社会・世界)というまわりを気持ちよくさせながら。
◆よりよい「セッション」ができる部署へ異動願い。
◆仕事を減らして夜間の社会人大学院へ通う。
◆別居する。離婚する。
◆親元を離れて独り暮らしする。
◆子離れする。
◆会社を辞めてフリーランスになる。
◆退学して社会人となる。
◆退学して大検を受ける。
◆海外留学する。
◆自分で会社を起こす。
◆組織を抜ける。
自分のペースを大切にすることは、自分自身を守ることもあるのです。
入魂して最高の演奏を!自分のために。そして観客のために。
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