今日の記事では、英会話上達のコツとして「なんとなくうろ覚え」という英単語や言い回しを増やすということについて書いています。
<もくじ>
●「なんとなくうろ覚え」という英単語・言い回しをとにかく増やそう!
●無意識の領域にストックするということ。
このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は「英語(潜在意識を味方につけて)」のカテゴリーで書きました。同じカテゴリーで書いた前回の記事は下からご覧になれます。
●「なんとなくうろ覚え」の英単語、言い回しをとにかく増やそう!英会話上達のコツ。
[the_ad id=”11973″]
nativesの会話の速度は容赦ない、ということについてはこのブログでも何度も書きました。
小山ケイ過去記事】ネイティブの言うことに前意識を集中させよう。
小山ケイ過去記事】まずは「守・破・離(しゅはり)」でネイティブの言うことをまるっきり信じる。笑
もちろんこれは何語でも同じです。
日本で開催される英語のリスニングテストの比じゃないことは、実際に受験されている多くのかたが感じていることだと思います。
そんなこともあり、私自身の実体験としては、「nativesと話したり話を聴いたりできるようになるためには、『うろ覚え』という英単語なり言い回しをとにかくたくさん増やしていく」ということ。
大学受験対策とかTOEIC対策であれば、その単語の明確な意味が問われる出題もあると思います。
けれど、実際にnativesと話すとなると、うろ覚えでもいいから「なんとなく聞いたことがある、なんとなく見たことがある」という言葉があるのとないのとでは、やりとりの質が違ってきます。
言葉はもともとあいまいな存在だから。
それが、あらゆる言語の前提です。
(ここがすっこ抜けたまま、対面もせずに文章のみで論破しようとしても限界があるのは当然だと思います。SNS上でときおり見かける光景)
たとえば、nativesとの会話でnateivesが言った言葉を「なんとなくこういう意味じゃなかったかな」と会話しながら感じられると、その意味が確実に把握できることが多くなります。nativesとの会話の内容や頻度によって。
あるいは、その言葉自体はしっかり覚えたのだけれど、意味は間違って理解しているかもしれない、ということもあります。
そのときはあとで、覚えたとおりのスペル(慣れてくると、耳から聞いただけでスペルが分かってきます)で辞書や検索を使ってしっかり調べます。
日本語でnativesどおしで話していても、違う意味で覚えていた、なんてことはよくありますよね。「本来はこういう意味なのに何パーセントの人たちがこういう意味だと思って最近は使っているらしい」なんて話題が、マスコミやネットにもときおり出回ります。
「失笑」、「こだわる」、「檄(げき)を飛ばす」、「噴飯もの」、等々。
いいまわしにしてもそうです。喧々囂々(けんけんごうごう)と侃々諤々(かんかんがくがく)が入り混じって、「けんけんがくがく」と言うかたもおられる。日本語nativesのなかで。
英会話も同じです。
間違って覚えるよりももちろん、正しい、本来の意味で覚えていることに越したことはない。
けれど、「英語のnativesと会話をしっかり成立させる」ということを最大目的とするならば、「なんとなくうろ覚え」の言葉をとにかく自分の中にたくさん、増やしておくのがいい、ということを私は自分の経験からつくづく学びました。
会話の前後から意味を再確認できたり、状況、相手の顔の表情、しぐさ、などからじゅうぶん把握できることが多いからです。
正直、「えっと、その言葉の意味はなんだっけ」とじっくり考えている暇はありません。
それだけ、nativesの会話の速度は容赦ない。
どうしても意味が分からない場合は、nativesに直接、その場で聞き返せばいいだけです。
●無意識の領域にたくさんストックするということ。
明確に意味を問われる言葉は、意識の領域を多いに利用して覚えていきます。
とくに最初のうちは。
でも「なんとなくうろ覚え」の英単語や言い回しは、かなりの割合で「無意識の領域」が使われている。
私の感覚です。
このブログで私が何度も書いているように、会話は英語でも日本語でも、人の感覚をよりどころとして行われます。
アタマをつかって会話をすることももちろんありますが、たいていの会話は感覚が大切です。
「日本語での会話」を考えてみるとわかると思います。
アタマで「てにおは」や「言葉の意味」をじっくりと考えて会話している日本語nativesはあまりいないと思います。一般のかたの例として(障害をお持ちであったり事故や病気でリハビリを受けておられるようなかたではない一般のかたです)。
1) 日々、ひとつでもいいから、英単語(外国語)を目にしてみる。
2) さまざまな媒体を利用するようにする。
3) 1)2)の場合、質より量を心がける。
[the_ad id=”11973″]