今日の記事では、米国大学を卒業し、長年にわたって環境・サステナビリティ専門翻訳会社を経営する翻訳者である私・小山ケイが「私の好きな英語」として”Inner wisdom”について書いています。
<もくじ>
●Inner wisdom
●”Inner wisdom”の発音。
このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は「英語(潜在意識を味方につけて)」のカテゴリーで書きました。同じカテゴリーで書いた前回の記事は下からご覧になれます。
●Inner wisdom
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「内なる智慧」という意味になる”Inner wisdom.”
私にとってこの言葉は、耳にしたとたん、自分の内なる世界にある、ふつふつと源泉のように湧き出るパワーの源であったり、ゆるぎない信念であったり、自分そのものを形作っている「正しいと思うこと」であったり、それらとつながっているような感覚を呼び起こしてくれます。
仏教でいえば、智慧をつかさどるといわれる文殊菩薩様が心の中にいてくれるような。
あるいはキリスト教やユダヤ教の大天使でゆいいつ、武器を手にしている大天使ミカエルがいてくれるような。
あるいは氏神様やご先祖様。
つまり、崇高なる力を有する存在がつねに自分のなかにいて、”Inner wisdom”と唱えたり耳にしたとたん、その人たちとのチャネルをあらためて確認するような気持ちになるのです。
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先日もこんなことが2つ、ありました。
いずれも私が手を貸す立場でした。そしてどちらも、私が手を貸したことでものすごく敵意を丸出しにしていた人間の話です。
ひとりは精神の病を患っていることと私ととても近しい関係(血のつながりがある)にあり、だからこそ甘えの裏返しもあったのだと思います。
彼女はそれに気づき、私に謝罪と感謝の言葉をようやく述べてくれました。
もうひとりは仕事関係の人間です。けれど、その人は最初から最後まで、敵意以外の言葉を私に投げかけることはついぞありませんでした。
あきらかに自分が間違っていることを私に対して「あなた、間違ってない?」と頭ごなしに怒鳴りつけてくる。
そして自分のほうが間違っていたと知っても、謝罪はない。
「勘違いしてごめんね」と。
「手伝ってくれてありがとう」などもちろん、ない。
だからでしょう、彼女の周りからは人がどんどん離れていくのです。
いずれも、かかわっているこちらとしては、そのときはものすごくかき乱されます。理不尽だからです。
「なんでこういう目に遭わなくちゃいけないんだろう」と。
わけがわらかないからです。
けれど、“Inner wisdom”を思い出せば、不思議なほど冷静になって、それらがどういうことを意味するのか見えくるような気がします。
いずれも私の落ち度ではない。
相手の問題です。
私がそれ以上働きかけて、どうとかなるという問題ではない。
そして、いずれもいい年こいた中年である。
二人目のほうは中年になるまで、人生ドリルをほとんどやってこなかった人なのだと思います。
私とはそれまでもまったく面識のない赤の他人です。その他人が手助けにきた私に対して、敵意丸出しで攻撃してくる。私が間違ったことをしたり敵意を丸出しにしていたのならまだしも。
人に感謝するとはどういうことか。
ありがとうと口にするとはどういうことか。
より高みを目指して人と協働作業をしていく効果的なやりかたとはどういうことか。
いつでも多くの人が手助けしてくれる人間になるとはどういうことか。
それを「ドリル」を通して勉強してこなかった。
小山ケイ過去記事】「人生ドリル90」ときには「なぜ」を考える。
ひとり目の私に謝罪と感謝をのべてくれた人間の話は、”Inner wisdom”に集中すると、「時が解決してくれる。相手は自分でも変わろうと努力している。忍耐強く待ち続ける必要がある」ということが、まるで天からの声のように聞こえてきます。
“Inner wisdom.” 私にはいろいろなことを教えてくれる英語です。
●”Inner wisdom”の発音
1) イ (ここが一番、音程が高い)
2) ナー(連結発音)
3) ウィ (ここも音程が高い)
4) ズ
5) ダ
6) (母音なしで)「M」
7) イ + ナー + ウィ + ズ + ダ + 「M」
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