今日の記事では、Coffee personである私・小山ケイが、コーヒー英語である”Coffee experience”について書いていきます。
私はプロの翻訳者として長年にわたって、自分(自社)専用の「コーパス」と呼ばれる辞書を作っています。 方法は全くのアナログです。気に入った言い回しやnativesが使う言い回し、専門用語などを和訳・英訳どちらも「対訳」としてExcelにひとつひとつ打ち込んでは保存しています。世界中のどこをさがしても同じものは二つとない。なぜなら、私という人間が自分の感覚で、「これいい」「これ大切」と思ったものを手打ちで入力して蓄積していったデータだからです。ラーメン屋さんやとんかつ屋さんでいったら「秘伝のたれ」(笑)。 門外不出です。今日はそこから取り上げます。
<もくじ>
●”Coffee experience”「コーヒー体験」
●”Coffee experience”の発音。
このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は「英語(潜在意識を味方につけて)」のカテゴリーで書きました。同じカテゴリーでコーヒー英語について書いた前回の記事は下からご覧になれます。
●【コーヒー英語】Coffee experience「コーヒー体験」
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なぜにこの言葉を私が自身の翻訳コーパスに登録したのかは不明なのですが、おそらく“Coffee experience”が日本語でも同じく「コーヒー体験」とシンプルに言えることが面白いと思ったのだと思います。
「コーヒー体験」
たしかにシンプルだけれど、奥が深い言葉です。
★思い出深い一杯のコーヒー。
★はじめて焙煎に挑戦したこと。
★はじめてコーヒー農園を訪れたこと。
★はじめて「これだ」というコーヒーに出会ったこと。
★名店と言われる珈琲店に行ったこと。
★はじめてネルドリップでコーヒーを淹れてみたこと。
★はじめてコーヒーを飲んだこと。
コーヒーはとても庶民的な飲み物で嗜好品です。
だからこそそれぞれの思い入れが強くなりやすく、またそれぞれの楽しみ方がある。
浅煎りか深煎りか。
カップは。
豆は。
ネルかフィルターか。
マシンは。
焙煎は。
挽きぐあいは。
温度は。
抽出の回数は。
やかん(ケトル)は。
いつ飲むか。
どういう手順を踏むか。
BGMをかけるか。
どれだけ飲むか。
お湯の量は。
ケーキや和菓子を食べるか。
YouTubeやWebsiteなどでも、世界中のコーヒーピーポー (Coffee people) はやっぱり、同じようにこだわりを持っています。
それが”Coffee experience”という英語の表現に現れている。
●”Coffee experience”の発音
1) コー
2) (上前歯で下唇の内側を軽く噛んで)「Fi」
3) エ(イとエの中間のような音です)
4) (母音なしで)「KS」
5) ピー(ここが一番、音程が高い)
6) (舌先を口腔内に軽く巻いて)「Ri」
7) エン
8) (母音なしで)「S」
9) コー + 「Fi」 + エ(イ) + 「KS」 + ピー + 「Ri」 + エン 「S」
*2)の「Fi」は英語で「Fee(料金)」と発音するのと同じです。
*説明が難しいのですが、3)から4)は「母音のみ→子音のみ」の発音になるせいか、3)はじゃっかん、「飲み込む」ような発音です。無音に近い。そのぶん、つぎの「ピー」で存分に高い音を出して炸裂している。笑
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