今日の記事では、15年以上に渡って「サステナビリティ・ESG・気候変動・地球温暖化対策・環境CSR(企業の社会的責任)」などに特化した専門翻訳会社を経営している私・小山ケイが、「Crunchiness.」について書いています。
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私はプロの翻訳者として長年にわたって、自分(自社)専用の「コーパス」と呼ばれる辞書を作っています。 方法は全くのアナログです。気に入った言い回しやnativesが使う言い回し、専門用語などを和訳・英訳どちらも「対訳」としてExcelにひとつひとつ打ち込んでは保存しています。世界中のどこをさがしても同じものは二つとない。なぜなら、私という人間が自分の感覚で、「これいい」「これ大切」と思ったものを手打ちで入力して蓄積していったデータだからです。ラーメン屋さんやとんかつ屋さんでいったら「秘伝のたれ」(笑)。 門外不出です。今日はそこから取り上げます。
<もくじ>
●小山ケイの翻訳コーパスから5 – “Crunchiness”「ぱりぱり感」(歯ごたえ)
●”Crunchiness”の発音。
このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は「英語(潜在意識を味方につけて)」のカテゴリーで書きました。同じカテゴリーの過去記事は下からご覧になれます。
●小山ケイの翻訳コーパスから5 -Crunchiness「パリパリ感」(歯ごたえ)
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“Cunchness”と文字をみたとたん、「パリッ」という音が聞こえました。笑
乾燥したような、サクッとした舌ざわりの食べ物の映像とともに。
こうして瞬時に映像を喚起する“Crunchiness”の言葉力を失わないよう、私はこれを「パリパリ感」としてコーパスに保存しました。
Crunchで動詞の「かみ砕く」という意味。
そこへ接尾語の”-ness”をつけることで名詞になります。「歯ごたえ」としてフォーマルな文書でも利用される言葉です。
“-ness”はとても便利な接尾語で、動詞だけではなく形容詞にもつけられます。
Happiness
Mindfulness
Oneness
Wellness
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同じような接尾語で“-ment”もありますね。
Enjoyment
Fulfilment
Enlightenment
●たとえば、昨日書いた記事でいえば、”Crunchness”と聞いた瞬間、パリパリっとしたパフが思い浮かぶかどうか。
私が”Crunch”と聞いた瞬間に思い浮かぶのは、パフの入ったチョコレートです。
おそらく多くの米国人もそうだと思います。
実際に、”Crunch”というネーミング(商標)のチョコレートが発売されています。
日本でもロッテの商品で「クランチチョコレート」というのがありますよね。小さなパフがたくさん入って、さくさく、ぱりぱりっとした食感の板チョコレート。
では、”Crunchness”と耳にした瞬間、「さくさく、ぱりぱりっとした食感の食べ物」を映像とともに瞬時に思い浮かべられるようになるにはどうするか。
一例です。
a) “Crunch”という動詞と「ぱりぱりとかみ砕く」という和訳を、何度も何度も交互に音読する。
b) 文字もつねに見る。
c) できれば、”Crunc”と大きく書かれたチョコレートを実際にネットなどで探してよく見てみる。
d) a)からC)を何度も何度も繰り返す(ビジネスでいうPDCAの要領です)。
e) “Crunchness”と「ぱりぱりとした食感」という和訳を何度も何度も交互に音読する。
f) e)の練習中、「クランチチョコレート」をできるだけ一緒に思い浮かべる。
g) ときにはその食感も一緒に思い出す。「ぱりぱり感」「さくさく感」と唱えながらジェスチャーもつけて・・・。
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これらはすべて、私が実際に実践してきた方法です。共通テストはもちろんのこと、TOEICやビジネス英語の習得にも有効な方法ですよ。
ぜひお試しくだされ ^^。
●”Crunchness”の発音
1) ク
2) (舌先を口腔内に軽く巻いて)「Ra」(ここが一番、音程が高い)
3) ン
4) チ(少し延ばし気味に発音)
5) ネ
6) (母音なしで)「S」
7) ク + 「Ra」 + ン + チ + ネ + 「S」
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