小山ケイの人生ドリル99 – 「うまくいった」と思える小さなことを大切にする。若いうちほど。

今日の記事では、「うまくいった」と思える小さなことを大切にする、ということことについて書いています。

<もくじ>
●「うまくいった」と思える小さなことを大切にする。若いうちほど。
●「うまくいった」とはどんなこと?

このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は「徒然なるままにひぐらし。」のカテゴリーで人生ドリルシリーズとして書きました。同じカテゴリーで書いた前回の記事は下からご覧になれます。




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●「うまくいった」と思える小さなことを大切にする。若いうちほど。

イノダコーヒーのデザート

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「成功体験」という言葉があります。

なんとなく「大きなことを成し遂げた」というイメージをこの言葉から私は受けますが、今日の記事では成功体験も創り出す「おおもと」、小石のような「うまくいった」という思いを積み重ねていく大切さについて書いていきます。

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大きなことはなかなか成し遂げることはできません。

けれど、よく見てみれば人は日々、小さな「うまくいった」を繰り返しているはずです。

「今日はスーパーにいったついでに郵便局にいって、切手を買いながらずっとたまってる通帳記帳をしておこう」のようなレベルもそうです。

あるいは、「横断歩道を渡ろうと近づいたら、すぐに青になって渡れた」もそう。

田町付近

小石のような小さなことを大切にする理由

1) 小さなことの積み重ねは崩れることがない。崩れようがない。

2) よって、大きなことを成し遂げるときの基礎となる。

3) 大きなことが失敗しても、小石のような1)がある。

4) 立ち返る場所となってくれる。原点。

5) 心の支え。

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とくに5)の「心の支え」という点では、「うまくいった」という達成感は若いうちほど大切にしたほうがいい、というのが私の実体験です。

大人になると、あらゆる場面で選択をせまられたり、失敗したり、挫折したり、人からぼこぼこにされたりすることが多々あります(それがない、というかたはよほど現実逃避か他人任せにしているのだと思います)。

そういうときに役立ってくれるのが、小さい時からこつこつと積み重ねてきた、「うまくいった」という小石たち。

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私の例でいえばこんなことがあります。

小学校のころから私は算数や理科がそれほど得意ではありませんでした。だからいつのまにか理数には苦手意識が芽生えた。

そして、高校生のときに「基礎解析」に出会った。

数学の科目のひとつです。

教科書はわりと薄め。

中をぺらぺらと見てみると、計算式がたくさん書かれていました。

少しの図と一緒に。

苦手意識を持ちながら、ところどころに大きな枠で囲われた公式をみてみます。

意味はさっぱり分からない。

けれど、授業を受けながらなんとなくわかったのは、「とにかく公式をまるまる暗記して、それを利用して数式を解いていくという科目らしいということ。

(数学者には怒られそうなアバウトさですが笑、高校生(JK)の思ったことですからお許しいただきたい)

そう思ってひらきなおると、設問がクロスワードパズルのように思えてきました。

おもしろい。

数か月たっても公式の意味はまったく理解不能でしたが、「公式を使って数式を解く」という楽しさを私ははじめて感じていました。

そして中間試験。

丁寧に、ケアレスミスをしないことを心に試験を受けたのを今でも覚えています。

 

結果は満点

あのときのびっくり感は中年になったいまでも忘れません。

「えっ、あんなに苦手だと思っていた理数の科目にも、私が満点をとれるものがあるんだ」

 

これはわたしにとって、「うまくいった」出来事の一つとなりました。

担当の先生がクラスで、「はい、今回の試験で満点をとれたのはコヤマだけ」と名指しでとりあげれくれたのも、それがうまくいったことのひとつなのだ、と私に決定打のように刻み込んでくれました。嬉しかったからだと思います。

そして私は基礎解析で結果として、5段階の「5」をとりました。

そら

高校生ながら、「自分が好きとか面白いとかいう気持ちを持ちながらこつこつと丁寧に取り掛かってみると、うまくいくものもあるんだ」と気づきました。

あの経験は、私の土台に敷き詰められた、たくさんの小石の中でも大きな輝きをもってしっかりと埋め込まれています。




●「うまくいった」とはどんなこと?

っビール

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◆今日一日、「これをやろう」と思ったことがわりと順調にできた。

◆近所の人に褒められた。

◆見知らぬ人にお礼を言われた。

◆苦手意識のあった科目でいい成績・点数を取った。

◆苦手意識のある科目でも、「面白い」と思えることがあった。

★苦手意識のある人とプライベートな会話ができるようになってきた。

◆ウォーミングアップでうまく回らなかった股関節が回るようになった。

◆ゴルフのスイングでダウンブロウがうまく決まるようになった。

◆短距離の自己タイムを1秒、更新した。

 




●具体的にはどう大切にする?

コーヒーとTIME Magazine




自分で無意識の領域にとどめていられることもあります。

けれど、おそらく人によっては「その価値が分からない」とか「見えない」というかたもおられるのかもしれない。

あるいは、自分が落ち込んでいるときとか、なんとなく心の目盛りが「ネガティブ」に振れているときは、「うまくいった」ことも見逃したりわざわざ否定したりするかもしれない。

浜松町のビル

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私はできるだけ、ちょこちょことメモを取るようにしています。

気分がグルーミーなときはそれもなかなかままならない時もありますが、そういうときは気持ちがフラットでニュートラルになれる瞑想系の曲を聴いたり、大好きなハードロックを聴いたり、思わず歌ってしまう曲を聴いたりして、音楽の力を借りてから(?)書きとめます。

1) いま、あった「うまくいったこと」を書きとめる。

2) スキマ時間を見つけては、ちょこちょこと振り返り時間にする。

3) 定期的に振り返る。

4) 頭の中で「反芻」する。笑 (まるで牛の胃袋)